趨向夢

2005年10月22日(土) 頼りになるとかならないとか


『頼りになる』ってどんな事だろう。最近ふと思った。

普段からしっかりしてる人?。的確なアドバイスをしてくれる人?。
それとも『俺について来い』的な人?。
色々と思い浮かべては『う〜ん。なんか違うな』と思う私。

つらつらと考えた結果、私にとっての『頼りになる人』って
言うのは『とっさの判断に優れてる人』になった。
これは公私共にそう思う。仕事でも、普段はしっかりやってる風に
見えてもちょっとトラブルがあるとすぐにおろおろする人がいる。
あれは正直みっともない。

とっさの判断って立場が上になればなる程必要とされる事。
そりゃ人だもの、たまには間違える事もあるだろうけれど
『この人についていけば大丈夫』と思わせるのって
上に立つものとしてやっぱり必要だよね。
昔一緒に働いてても全く役に立たない上司が居て、
イライラした私はその人をすっ飛ばして更に上の人に
指示を仰いでいた。若かったのもあるし、正直一回り以上上の人を
『使えない』と判断した結果がこれ。
やっぱり仕事って年じゃないなって思ってしまった。
その上司、そりゃ面白くなかったろうなーと今になれば思う(笑)。
でも、それをされて悔しかったら自分が頼りにされるような
仕事をすれば良いだけの話。結局私が退職するまで
そんな素敵な姿を見る事は無かったけれど・・・。
これが『公』の場合。

じゃあ『私』の場合は?(笑)。
親は心のどこかで無条件に頼れる人と今でも思ってしまうので
除外。姉も同じかな。あの人の言う事は聞かなきゃいけない気になる。
そしてとっさの判断には本当に優れてる人だと身内ながら思う。

後は残るは友達と彼氏。友達はこれまたどの子も頼りになる子ばかり。
普段の連絡なんてほとんど無いけれど、いざとなると
必ず力になってくれるのが分かってるから心強い。
1年位連絡無くたってそう思えるのって妄想かな(笑)。

最後に彼氏は。どうなんだろうね。今まで彼氏の事を頼りになるとか
ならないとかの目線で見た事があったのかも分からない。
確かに出会った時から年の割にはしっかりした子だと思った。
そして普段の行動なんかから、お母さんが本当にきちんと
育てたんだなーと言うのが伝わって来る子でもある。
ただ、やっぱりまだ25なんだよね。
出会った頃から比べればそれは随分大人になったと思うけれど、
やっぱり25は25だ。それが嫌だとは思わない。
むしろ面白いと思う。昔の自分を見てるようで(笑)。
早く私の目線まで来て欲しいような、でも今のまま少しだけ
差のあるままが気持ち良いような。なんだか複雑な気分。
『まだまだがきだなー』と思う時、自分の25の時を思い出す。
『そっか、こんなもんか』と思える(笑)。そして、そこから
自分が年の分だけ成長できてるのも分かる。
ただ、今までの付き合いの中で『とっさの判断』をしなければ
いけない事に遭遇してないから分からないよね。
地震や火事の時に私をおいて真っ先に逃げるかも知れないし(笑)。


付き合い始めた頃。私との年の差を意識してだと思うけれど、
陸は妙に大人ぶった行動が多かった。
それが分かるだけに、私にとってはかわいくて仕方なかった(笑)。
今は意識しなくてもそれが似合う年になったよね。
それで良いんだよ。無理しなくたっていつか出来るように、
似合うようになるんだから。


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ゆう