幼い頃から日中は人の家や保育園に預けられていた。大きくなってからはずっと鍵っ子。そのせいか、産休や代休などで母が家にいる日は、友だちと遊ぶのも断り、道草もせず真直ぐ家に帰った。誰かが待つ家母が待つ家に帰るのが、とても嬉しかった事を覚えている。一人暮らしをしている時たまに妹や弟が来ていた。アパートの下から部屋に灯る明かりを見ると、なぜか嬉しくなった。今日はなんかそういうことを思い出した。風が冷たくなったからかな?