オクラホマ・スティルウォーターから

2000年12月04日(月) 何回開けてもらったかな?

 アメリカの建物の入り口は日本と少し違う。日本だったら、公共の建物はだいたいが自動にドアが左右に開くようになってるが、アメリカは外から手前に開くようになってて、身体障害者用のボタンを押せば自動に開くようになっている。

 1人で行動すると気にならないが、梨奈をベビーカーに乗せてると、とても億劫でたまらない。私が行く銀行には自動ドアがなく、自分で開けなければならない。そうすると、梨奈をベビーカーに乗せて入ろうとすると、まずドアを手前に引いて、押さえて、もう片方の手でベビーカーを押して(あるいは引いて)入らなければならない。そして入ったと思ったら、またもう1つのドアを開けて中に入らなければならない。

 でも人がいればたいていは、老若男女を問わず、ドアを押さえてくれる。今日もまず男性が、最初のドアを、そしてもう1つのドアを女性が「この時分を思い出すわ〜」と、開けてくれ、「あっ、さすが。経験した人でないと、、」と思いつつ、「すみません」と中に入る。

 パン屋によって、休憩したが、出るときも2つのドアを開けなければならず、1つのドアをクリアーしたあと、後ろ向きになって、背中でドアを押して出ようと思ったら、あら?ドアが、、、と、別の女性が開けてくれた。それで、中に入るんだろうと思ったら、ただ通りかかっただけで、なんだか申し訳ない。今日何回ドアを開けてもらったかなあ、、、?


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