オクラホマ・スティルウォーターから

2005年11月18日(金) キム宅で

 今朝は幼稚園で1時間、「お父さんとドーナツを食べる」イベントがあって、8時前にネジャーティと梨奈が出かけて行った。

 今日の夜はプリKでのお友達だった、韓国から来ているジェニスのうちに晩ご飯を呼ばれた。5月に大学のアパートからDuplexの家(日本で言う二戸一)に引越し、校区も変わったので、なかなか会う機会がなかった。私がまた今月に日本に帰る、というので、その前にKさん家族も一緒に夕食の機会を作っていただいたという感じだ。

 韓国の銀(かね)のお箸とスプーンも、実際に使ったのは初めてだったのでそれも感動したが(ネジャーティはお箸が違うことを知らなかったらしい)ジェニスのお父さんが、「これはビビンパの具、これはプルコギ」と、日本人にも馴染みのあるおかずが並び、喜ぶ私の図。今までにも韓国人のお宅に呼ばれたことはあったが、ビビンパは意外に初めて。ジェニスのお父さんがネジャーティのを作ったのを見本に、ご飯に材料を載せて混ぜ、いただいた。う〜ん、おいしい。







 自家製の3種類のキムチも並ぶ。シンシナティにいる時に、韓国人学生から仕入れたネタで、「韓国ではキムチ用の冷蔵庫があると聞きました」というと、一定の温度を保つために専用冷蔵庫があるのが一般的らしく、よく見たら、ダイニングの一角に小さい冷蔵庫があった。

 アルコール度が高いスーチューというお酒の話にも及び、Kさんと、音が焼酎に似てるね、と話していたら、見せてもらったビンのラベルに漢字で「焼酎」とあった。Kさん曰く、地理的にも近い九州には韓国語に近い言葉がかなりあるらしい。

 デザートに手作りのマドレーヌ、柿や干し柿と、申し訳ないぐらいに次から次へと出された。韓国風自家製ビーフジャーキーも味見させてもらった。ジェニスのお母さんがお義母さんから教わったというもので、しょうゆなどにつけたものを室内に1日干しておくと、ジャーキーができるらしい。外では干さないのかなと誰もが思っていたら、外に干しておいたら、ハエがたかるとのことで、そうか、とみんなで大笑い。

 韓国式の温かいおもてなしを受けた夜だった。


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