あ い の う た 。



2005年10月20日(木)  ミーティングルーム


人のまばらな 夜のキャンパスを

肩を並べて歩くけれど

浮き立つような気持ちとか

全身に力が入ってしまうような どきどきした気持ちも

なくて

ただ 冷たい空気の中

なんだかあったかい気持ちになって



これくらいの距離が

一番いいんだと思った



近いようで 遠いようで

あの日言った あなたの中の線 は

やっぱりまだ そこにあるんだろう

そして消えることはないのかな



好き とか 嫌い とかじゃなくて

欲しい とか いらない とかでもなくて

もう そんなんじゃなくて

そんなことは考えちゃだめで



当たり前みたいに

並んで歩く、

それは

ずっとあたしが望んでいたものだ。



片面だけの薄っぺらな想いを抱いて。




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