+女 MEIKI 息+
DiaryINDEX過去のことさ


2001年03月06日(火) ホテルの一室で


夕方より行ってきましたよ。
都内某ホテルへ。
シャンデリアも眩いキレイなホテルの一室で、
まさかあんなことが行われるとは・・・
部屋を入った時には思いませんでしたよ。

その部屋にお集まりのみなさんは
もう、現役の女子大生から学校の先生や役所勤めの方など
そうそうたる才女風の方ばかり。
いや、もう身持ちが難そうって感じで。

あたしが勉強教わりたかったですよホント。
立ち振る舞いとかね。

よくもまぁ、こんなに沢山の女性を集めたもんだと
関心しました社長さん。他に数名の男性はちょっと静か過ぎましたが。
この社長、実は根っからの変態で
(ここで、変態と書くのがちょっと気が引けるのだけど
本人が、変態と呼んでと言うので仕方なく・・・)
趣味で女性を集めては、いろいろなパーティーを催しております。

ナニに釣られて集まったのか、それはあたしの知る由もなく
あたしはひたすらそのお姉さま方に
色々な道具の使用方法をお教えすることで呼ばれました。

「えー、これがロープです」
(って見れば分るわな)

「で、これがAバイブね」

----きゃー先が細いけどなんか引っかかるところがついてるぅ

「そして、このハエ取りのようなもので 叩くと」

----スパンキングって言うんでしょ?
----うわぁ、アナタ良く知ってるのねぇ ザワザワザワ・・

「これがギャグで・・・」

*******ワーワーキャーキャー*****

もう、この頃から あたし完全に押され気味でした。

ある程度、用意されていた品物を説明して
さて、その道具を使用してどのようにするかってとこで

「この紐ですが、通常 全身を縛るのであれば身長の約7倍の・・」
完全に声かき消され状態です。
それだけならまだしも、いきなり普通の女性(であろう)が
「あ、あたし縛っていただきたいんですが」と。

あのー、そんなこといきなり申し出されても
こっちとらちゃんと、みゆちゃんって娘連れてきてるんですが・・・。

一先ず、社長にお尋ねしたのですが
「って、素人なんでしょ?いいの?」と。
見ると、やはり社長もちょっと女性陣には引いてました。


まぁ、本人の了解もあるしどうせだし まっいいかってな具合で始めましたよ。

ここを、ひとつの輪にして 首にこうかけてねっ

・・・ってソコ関係ないのに脱がない!

話を聞きながら、隣同士抱きつかない!

それは、危ないんだから離れて遊びなさいっ!

ったく、聞けぇーこのアマッ!


あぁ、勝手に道具で遊び出したよ、このお姉さん達・・・。



あたしゃ完全に 蚊帳の外(涙)
ったく、幼稚園児の自由時間ぢゃないんだから
こうもビーチクバーチク騒いで 楽しまなくったって

しかもあそこぢゃあーんなことしてるし
・・・って危ない!

一人の女性が一本鞭を背中に振り翳して
反対の手で先を握り、必用以上に鞭を絞らせて
下に座っている女性に振り下ろそうとしていました。
ひえーーー。んな無茶な、と思った瞬間
この図体で走り込みましたよ。

間一髪で振り下ろした鞭は彼女の肩を避け
でも、可哀想にふくらはぎに音を立てました。

あたしですか?
あたしは走り込んで座ってた彼女の頭と肩をを両腕で抱きかかえて
でも、そのまま、前のめりに ゴロン。

鞭を振り下ろされた彼女のデカイ声は聞いたように思うんですけど
ほんのちょっとアッチの世界へイッちゃってたようです。

これぞまさしく極楽昇天、とほほ・・・。
それからは救急車を呼ぶの呼ばないので騒ぎ立てるので
慌てて、トイレに篭城して回避しました。(ご存知の方もいらっしゃるようで)

その後、鞭を振り下ろされた彼女の足にマキュロンして
では、帰るかなと支度をしている間にも、周りは違った世界を作っていました。

帰りにロビーまで社長に送って頂きました。
その社長の目にはどことなく涙ぐんでいたように見えました。
そして一言「一緒に帰ろうっか?もう、ボク帰りたいっ。仲間ハズレなんだもん」
ったく、アホかおまぃは!



こうして、また違った意味の勉強をさせて頂きました。
お、女って 集団になると こわい(涙)







香月七虹 |HomePage