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2001年12月06日(木) 心太(ところてん)

 心太(ところてん)

 今日の垂流し文は、タイトル縛りです。
 自分勝手に縛って、一人身悶えです。

 なんの脈略も無いまま、本日のお題を「ところてん」と決めてお話を打つベシ!で。


 みなさんは、ところてんを酢醤油で和カラシをつけて食べますか?それとも「葛きり」のように黒密で食べますか?

 本日、このお題で書き始めようとしたところ、ところてんを変換すると「心太」となります。なんで、こんな漢字を当て嵌めるのだろうと、ちょっと調べてみました。

 日本に心太が来たのは、平安時代に中国から遣唐使が持ち帰ったのが始めだそうです。もちろん、当時はまだ庶民のくちに入るものではなくて、高貴な方々のみの珍味だったことでしょう。

 そして、この「心太(ところてん)」の名前で呼ばれるようになった元は、中国での呼び名「こるもは」からだそうです。この「こるもは」は心太(ところてん)の原料になる天草を中国ではそう呼ぶのだそうです。日本に渡って「こるもは」が「こころふと」と言われ、段々とそれが訛って今の「ところてん」になりました。

 心が太いと書くので、てっきり大きな器を持った人の心を指すのかと勘違いして、ちょっと凄い人物の名前が由来かと思ったら、単なる当て字だったのですね。


 さて、どうして本日心太(ところてん)なのか。実は昨日、某チャットにて話題に挙がったものだからです。それは、この食べる心太(ところてん)ではなく、男性同士の愛の表現で使われた言葉でした。

 そこだけの話題でそれっきりなら、こんなことは忘れたことでしょう。けれど今日、ウンが良いのか悪いのかオカマの友達から電話が入りました。それで、一夜明けて忘れていたこの話題を改めてまた思い出してしまったのです。

 いつも遊んでくれるオカマちゃんや、見た目は普通の男性等が明日から三日間、新宿2丁目のホールで舞台をするそうで、そのお誘いのお電話でした。(場所は、2丁目タイニー・アリスです。お暇な方がいらしたらどうぞお越しください)
 せっかくのお誘いだったのですが、都合が悪く最終日の2回目公演にしか行けないと伝えると、サッサと近くの喫茶店まで強制お誘いに来てくれました。

 その時に、心太の話題をモーホー連中やオカマちゃん相手に話をしていたら、「だから、あんたはイーピンなのよ!」と返されました。

 や、輪切り手術はしてないって。



香月七虹 |HomePage