+女 MEIKI 息+
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2002年05月01日(水) |
借りたものは返しましょう |
キーボードのすぐ脇に「SADE」のCDの歌詞カード(ラップで密閉されたもの)があります。すこぶる邪魔な位置にわざと置いてあるのは、今度こそ返却を忘れないようにするため。 実は、数日前にレンタルしてきたCDの歌詞カードなのです。ケースからこの冊子を抜いて、和訳された「Ooh ベイビー mm」なんちゅう臭い歌詞を見た後に、ケースに戻すのを忘れてそのまま本体は、もうとっくに返却済みなのです。朝、椅子に座ると真っ先に目に飛び込むそれが、毎回のように気になっているにも関わらず、外に出るときにはすっかり忘れてしまってはや数日。 鞄を持たずに外に出てしまうことが多いので、鞄に入れてしまったらそれこそ入れたことすら忘れそうで、これは却下。 それならば、玄関の履くだろう靴の上に置いておくのはどうだろう。我が家の気紛れ彼氏が、噛んでその正体を納得する行為に出るかもしれないので、これも却下。そうなると安全な場所は、この机の上になってしまうのです。 ところが、煙草の空き箱の下になったり、A4の紙に埋もれたり、読みかけの本に挟まったり日々少しずつ移動を繰り返ししているので、寝る前に所定の位置に置くことが日課になりつつあります。
部屋の掃除は苦手です。埃じゃ死なないわなんて持論は無いのですが、どうも完璧な掃除をしてないようです。視力が悪くて、尚且つ眼鏡を常時かけてないと、きっと誰しもこうなりますって。だからって、眼鏡(コンタクト)をして掃除しようかと思うだけですが。
会社に常勤していた頃も、与えられた机が物凄く大きかったのに関わらず、決して仕事がデキル風な机の上では無かったと思います。可愛らしいキャラクター商品文具も一切無い机は、図面や原稿がなだらかな山を作っていました。退社時間があってないような日々だったので、翌朝に出勤してきても、スッキリ片付いた状況っていうのはありませんでした。深夜に厚いカタログを開き調べ物をしようとすると、栞の代わりにサキイカが挟まれていたり。そんな状況でも、どこに何があってどれから優先して片付けるかが自分では分かってる連中ばかりの、むさ苦しい会社だったとも言えますが ああ、きっとこの今の状況は、その時に培われてきたのね。(そう、思うことに今からします)
借りたものを返さない、人としてこれはどうよ!と、ここでカミングアウトすることで、きっとこのCDの歌詞カードも数日のうちには返却されることでしょう。もう、しまいには願ってしまったりして。
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