LOVE diary
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2001年11月15日(木) |
閑話休題 −思いやりの欠如− |
日記を書くのも好きだが、読むのも好き。(笑) と言うことで、いろんな人の日記を読んでいる。
Enpitu だけではなく、Web上に公開されている さまざまな日記サイトを渡り歩いているのだ。
無条件で笑える物もあれば、胸が痛くなるものもある。 いろいろ・・・。
日記だけではなくてBBSももちろん目を通している。 時折書き込みに行ったりもするが、殆どが読み逃げしている。 すみません。(^^ゞ
和気藹々としている所は良いのだが、荒れているBBSに当たると気の毒になる。
某サイトの日記にあるBBSに行った時に感じたこと。
ある人物が『日記には書かれていないこと』を教えろと要求していた。 管理人のレスが遅れた(事情は不明)ため、その人物からの再度の書き込みがあった。 「逃げたのか?」とか「みっともない!」など、見るに耐えない汚い言葉が並んでいた。
管理人不在の間に、(Web上の)友達と名乗る人達からの書き込みが続いた。 「気に入らなければ、見なければいい。」「他に何かやることがあるだろうに!」 「頭悪いねぇ〜」・・・など、など。こちらも悪口の応酬であった。
悪口には悪口で返す。 これが延々と続いたのだ。
BBSは荒れに荒れて酷い状態になった。
数日後、やっと管理人がレスを返した。 「書きたいことを書くのが日記です。個人的な事はメールでお願いします。」
友人達は拍手喝采(の書き込み)をし、荒らし(扱いされた最初の人物)は 嘲笑と罵りの書き込みをし続けたのだった。
私は「書きたいことを書くのが日記」だと言った管理人の一言に目が留まった。
Web上に文章を書くと言うことは、不特定多数の人間の目に留まるということ。 自分を知っている人も、自分を知らない人も見ることになるのだ。 だからこそ、隠しておきたいことはたくさんあると思う。
それを執拗に「プライベートな事も教えろ!」と要求するのは如何なものだろう?
「Web上に公開しているからには、不特定多数の人間が見ている。 その時点で既に『秘密』や『内緒で・・・』と言った概念から外れているのだ。 だから、いかなる場合でも求めがあれば全てを暴露しなくてはいけないのだ!」 という言い分なのだろうが、果たしてそれは通用するのだろうか?
人間、誰にだって秘密にしておきたいことは持っているはず。 どんなに親しい間柄の人にだって言わずに、内緒にしている部分はある。
それを言わずにいたからと言って、人間関係が崩れることは無いでしょう?
言いたくない部分には触れずにおく『思いやり』といった行為が リアル世界では存在するのに、何故ネットの世界では忘れ去られるのだろう。
自分のことを何も知らない人間から口汚く罵られ、「管理人のクセに!」という、 わけの判らない理屈を押しつけられて、それでも全てのことを曝す義務が、 一体どこにあるというのだろう。
コミュニケーションの欠如。
自分の要求ばかりを押しつける、思いやりの欠片もない人間。
BBSはそう言う人達の欲求不満の解消のために設置してあるのでは無い。
だからといって、耳にあたりの良いことばかりを書いて欲しいというのではない。 第三者からの冷静な意見というのは必要だし、自分自身の価値観を再確認する為にも、 時には厳しい意見にも耳を傾ける必要はある。
しかし、最初から『悪意を持って書いた』としか取れないような書き込みに対して、 まともに対応する必要があるのだろうか?と言うことだ。
聞きたいことがあるならば、マナーを守るべきだろう。 リアル世界でもあなたはああいう風に、敵意むき出しで接しているのですか?
相手が不愉快になるであろう質問をするなら、なおさらのこと。
言い方を間違えると、まともな意見も荒らし扱いにされてしまうから。
文字しか交流する術が無いから、より一層の気の使い方が必要なのではないだろうか。
最近、たくさんの荒れたBBSを目にしての感想。
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