2000年12月02日(土) |
「マディソン郡の橋」 |
昨日、初めて「マディソン郡の橋」の映画を観た。 前々から気になってたんだけど、今まで機会がなかったから 金曜ロードショーでやるのをいいタイミングだと思って。 めちゃ泣けた。あんなに感動的な話だったらもっと早く知ってたかった。 今度本とDVD(出てたら)買おう!とか決めた。
内容知らない人にはネタバラになるけど、たぶん知ってる人が多いでしょ。 「Four Days〜4日間〜」っていうロバートの写真集が出てきたあたりからもうボロ泣き。 死んでしまった後、初めて愛した人に自分の残した財産なんか全て贈るなんて。 何だかすごく感動した。 いくら写真を撮っても出版社に断られてばかりなんて言ってたロバート。 フランチェスカと出会った4日間に撮った写真を、ちゃんと本にして、 自分の死んだ後に、まるであの4日間の出会いが自分にとってどんなものだったのかを、彼女に全て伝えておきたかったのだろうと思う。 最後に思ったことは、伝えたいことも、相手が死んでしまったら何も意味がないということ。 フランチェスカは街で偶然ロバートと逢った時に、一緒に行けなかった自分を少し後悔していたんだろう。 彼女は娘への手紙で、生きている間は夫の為に。せめて死んでからは、彼の為に。 そう願って、あの、二人の思い出の場所である「マディソン郡の橋」に、 葬って欲しいと書いていた。 火葬にして、灰を橋から撒いて欲しいと。 正直、羨ましいと思った。彼女の生き方は。 私も死んだらあんな風に葬られたいな〜って。 この世に残すのは、自分から創られたものだけでいい。 昔は土葬にアコガレてたんだけどね。柩に惹かれて(笑) 観終わって気になったのは、あの写真集にはどんな写真が載っていたのだろうなってこと。 まぁいいけど。
二人の出会いは、運命。ちょっと羨ましい。
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