レポートを書くために村上春樹の『ノルウェイの森』を買った。 なんだろう。この本を読んでいるとわからなくなってくる。 何が?何がわからないんだろう。 生きてること?それとも歪みと共に生きていること? 「僕」にとっての直子の存在は結局なんだったんだろう? 人が心を壊した時、その苦しみから逃げたい為に死を選ぶのだろうか。 親友だったキズキ。ある日突然車の排気孔にチューブを繋いで自殺した。 永沢さんを愛したハツミさん。永沢さんと別れて結婚を選んだはずなのに4年後に死を選んだ。 そして直美。回復しかけたようだったのに何にも言わずにある夜首を吊った。
この世間の日常に溶け込まないといけない。 誰がそんなことを決めた? 変わっていることは悪いことなの? みんなと同じはそんなに偉いことなの?
今まで手を出さなかったジャンルの本。 読んで見てよかったと思う。
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