生まれて最初に見る色と、最期に見る色は同じだと思う。真紅という言葉がそのまま色になったような、深くて鮮明な血の色。人の身体から流れるその色は、魅入ってしまうくらい美しく命の輝きに満ちている。この色を見るためなら、この身体から流れる血を止めようとはしないだろうと思うほど、それは美しい。魅せられる。鮮血は何より美しく身を飾る衣装だと思う。どうでもいいけど、最近遺言状の書き方を勉強中。法的に認められる遺言状って結構制約とかあるんだよね。以外と楽しい。