運動支援にて、トランポリン、マット運動、風船、バスケットボールを実施。始まりの挨拶の際に感覚マットに少しだけ興味を示したため、触ったり、踏んだりするように促すと、しばらく確認するように触っていたが、すぐに飽きてしまった。挨拶は最後まで支援員が言いきる前に離席してしまう。「先生のお顔見てね」とジェスチャーを交えて促すと、ジェスチャーだけ真似していた。園の先生が見学に来られており、普段よりも少し落ち着きがない様子。普段よりも促しが通りにくい印象を受けたが、嬉しそうにしている様子であった。マット運動でボールを取り入れると、少しだけ促しが入りやすくなった。沈み込むマットの上もスムーズに歩けている。傾斜をつけたマットは少しバランスを崩す事がある為、支援員が時々補助しながら実施。ボールを転がすと、比較的追視出来ているが、風船は投げてそのままになって、追いかける様子もほとんどなかった。バスケットボールを促すと、ひたすらゴールを決めて楽しんでいたため、ゴールに行くまでの道を作って、ジャンプやマット歩きを促すと、スムーズに通ってシュートを決めていた。両足ジャンプは出来るが、ジャンプしながら前に進む事は難しい。支援員の真似を促したり、挨拶の時など、注意が向かない事が多いため、見る力、集中する力をつけるための支援を行っていく必要がある。
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