| 2026年07月25日(土) |
The last time I saw Paris |
突如蘇る、バリ日本人学校の思い出。
見上げた空と、建物の記憶が確かにある。
送られてきたパリの動画。私が住んでいた場所。
「過去問をいつ始めたら良いか」という生徒からの質問 について書きました。
簡潔にまとめると、 万全の基礎力が身についてから、というのが私の考えです。
たとえば東大の英語で40/ 120点位しかとれない生徒が いるとしましょう。この生徒が5年分、10年分と過去問を 繰り返したところで、効果は期待できません。 多少問題に慣れて40点が45点になるとか、せいぜいその程度かと。
それよりは、いったん過去問を脇に置いて、死に物狂いで 英語の基礎を身につける。 そうですね、最低でも3,4か月は必要でしょうか。
その段階で再び過去問にチャレンジ。 この時点でやっと半分を超えるくらいでしょうか。
それでもまだ過去問演習は早い気がします。 そこからさらにRWLの実践力を高める。 先週書いた「ある程度」のレベルに達したところで、 ようやく少しずつ過去問をふだんの学習に取り入れる。 そんなイメージです。
現状、過去問演習について、ほとんどの高3生には 次のようなアドバイスをしています。 (除:一部の英語力が極めて高い生徒)
〇夏まではまだ慌てて始めなくても良いので、 英語力そのものを高める努力を続けること。
〇2学期明けから徐々に過去問を始められると良い。 スケジュール感としては、 ��9〜11月で少しずつ過去問に触れる。 ��12月〜共テまでは、いったん共テに集中 �6Ε童紊蓮峪�間を計って1年分を解く練習」 (そのために直近3年分位はとっておく)
〇9〜11月は、「大問ごと」の演習でOK (今日は2015年の大問1。2日後に大問2。といった感じ) 取り組む手順は、 �,泙困六�間制限を設定して、その時間内に解答する。 �△垢阿謀�え合わせをせず、解き直す (記述問題においては、より良い解答を作れないか考え直す)。 �E�え合わせ。 �ど�習をしっかりと。
※手順�△呂箸討眤臉據� 同じ「出来なかった」でも、「時間が足りなくて出来なかった」のか、 「時間があったとしても出来ない」のかを分析する。 ※手順�い聾世錣困發�な最も大切。
〇過去問ばかりをやらない。 過去問ばかりをやっている人は、傾向の変化に弱い。 ふだんやっている学習の一部に過去問を入れるイメージで。
結局、英語力が高ければどんな問題にも対応できる。 英語力を高めた上で、最後の一押しとして過去問に取り組む。
「読む」とはどういうことなのでしょうか。
リーディングの授業とは、何を教える授業なのでしょうか。
文章を構成するそれぞれの文を文法的に解析できれば読めるのか、 というと、それは違います。 ですから、構造分析的な解説に基づく「リーディングの授業」だ けでは、生徒が英語の文章を読めるようにはならないでしょう。
しかし、英語の文を構造分析できる力は、英語の文章を正確に読 めるようになるうえでどうしても必要です。これを意識すると、 文にフォーカスして授業をすることになります。
文は複数集まってパラグラフを作ります。文章を構成するのはパ ラグラフです。長い文章はパラグラフの数が多いのであって、ど んな文章であれパラグラフ1つあたりの長さは大きくは変わりま せん。
したがって、パラグラフを単位として意味を把握できる力をつけ ることは、文章を読めるようになっていくうえで重要です。 近年の大学入試問題を見ても、下線部だけ見れば解答できるよう な出題は減り、パラグラフを視野に入れて読めているかを問う出 題が増えています。 これらのことを意識すれば、パラグラフに注目して授業をするこ とになります。
そして、最初に記したような、より根本的な問いもあります。
すなわち、
・「読む」とはどういうことなのか。
・ある文章を「読んだ」と言えるためには、おおよそどういう状 態になればよいのか。
・「問いがなければ文章が読めない」という妙な読み手を育てな いですむためには、どんなことを心がければよいのか。
これらのことを意識しながら、3年とか6年という視野に立って、 リーディングの授業をデザインしていくことになるのだと思いま す。
上記の問いに対する現時点での私の答えは、ロングセミナーやメ ルマガ等でまたお話しさせてください。 少なくとも、読んだものを素材に何らかのアウトプットをして初 めて「何かを読んだ」といえるのではないか、と考えています。
地震があり、台風ができてと心配の種は尽きませんが、あたりま えのようであたりまえでない日常を充実させていけますように。
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