short story


2001年04月27日(金)


「涙の選択」
なにか私のひとつでもって
人に涙を流させることができるとしたら
それがどういった涙なのか
私は選ぶ。

できれば
笑って流すことの出来るものならと
思うのだけれど
そう願ってはいてもやはり
しっかりとそれを選ぶのは
とても難しい。

泣かすことだけなら
割と簡単だから
余計に私は
誰かの側にいることに
気を使うのです。

私が先に
泣けばいい?

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日記才人