short story


2001年06月08日(金)


「生命の音」

太古の森で鳴る音が聴きたい。
獣の足踏む律動を。
腰を打ちつける肉の拍子を。
星の囁きをかき消す雄叫びのリズムを。

自己の開放。
本能への回帰。
存在の確認。
発散と凝縮。

心の底で鳴る
生命の音。
その音が
聴きたい。

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日記才人