銀河8丁目10番地の日誌

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●小説・デジモンアドベンチャー(1)  2001年05月16日(水)


衝動にかられて(笑)購入してしまいました、小説版・デジモンアドベンチャー
最初、メルマガを読んで小説が出ると知ったときは、ひたすら驚愕しましたが、
実際冊子が出てくると・・・これが、違和感あまり無いものですねェ。

内容は、テレビ版ではどうしても『一人の子供』視点で描かれるデジモンを、
他の子供たちの視点(=及び第三者)からも描いているような感じでしょうか。
テレビをまんま脚本化しているという印象は全く有りませんでした。
ついで、『このとき、他の子供たちは・・・?』という作り。これは嬉しいですね。
ただ、小説とするには、展開が弱冠(むしろ、かなり)急ぎ足。
あらかじめテレビアニメを見ていないと内容が把握できにくいのは、ツライところです。
てっきり(1)でデビモン倒すとこまでかと思ってました。
もうちょっとページ数欲しいですね〜(笑)

・・・まぁ、おおまかな独り言はこのくらいで、細かいつっこみへ。

キャンプの子供たち。このシーンの経緯や動向が詳しくて、店主としては良かったです。
ヒカリもテイルモン(デジタマ)も、冒頭ちゃっかり出演してますし。
何より、随所に見られる伏線小ネタ(笑)、
これ見よがしと言わんばかりのヤマトの兄バカっぷり!(誤爆)
や、そんなトコを見るんではなくて。
デジタルワールドが面白くなってました(断じて違う)
プラスチックの葉っぱ、というのは驚きましたが、まぁ、DWとしてはフツウだろうと。
しかし、地面がカレールーで、砂利が角砂糖って(笑) グレードアップしてますヨ。

進化シーンは・・・ええと、飛ばされたのが何体か・・・(爆)
とはいえ、このページ数でそこまでは無理だろうとは思いますが。
・・・語りだしたらキリが無いッス(笑) では面白かった小ネタでも。

トコモン=蚊取りブタ、貯金箱のブタ。そういや・・・に、似てる!(待て)
エテモン、トレーラーの『笑手門』の文字は勘亭流らしい。
レオモン=平田さん。超声優ネタ炸裂。ファンは泣き叫んで喜べます(お前もか)

丈とプカモン、ミミとタネモンの出会いが特に面白かったです♪
エンジェモン初進化とか。何回読んでも感動です。むしろもっと引っ張れ♪(殺)←オィ
スカルグレイモンの進化が無茶苦茶カッコイイです(観点が思いっきりズレてます)
その攻撃力に惚れ惚れします。(※ココの店主はカッコイイ戦闘シーンにすこぶる弱い)

そういえば、エピソードの組換えがいくつか行われていましたね。
紋章はエテモンを倒すところまで(=1巻・巻末まで)太一、一人のみ入手
まだ良く読んでませんが、おそらくそうだったかと。

ということは、太一が元の世界に戻っているとき、その空白の時間の間に、
残り6人が紋章を見つける、ということになるのでしょうか。

まぁ、店主の趣味ですが、これはなかなか良い展開だと思いますネ。
小説版として短く・濃く作り変える設定が上手いです。
欲を言えば、せめて最初の進化シーン全員分出して欲しかったかな〜と。
で、さらに欲を言えば挿絵はセル画でなく原稿直描きが良かったッス(笑)

総評としては・・・・物足りないながらも、それなりに楽しめました。
いかにも子供向け〜っぽくは、作られてなかったですし。

ちなみに独断偏見で今巻の活躍頻度をあげますと。
1:太一、タケル
2:ヤマト、丈
3:空、光子郎
4:ミミ
とりあえずは、こんな感じ? ・・・でも全体的に微妙ですね。
不快感の無い程度にみんな活躍してますから。

”紋章 ”の組換えエピソードに興味があります。どうなるのか見てみたいですね〜!
刊行次第・・・2巻も購入しましょうかね。


パト / 宇宙書店

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