TAKANORHYTHM...Tomoe

 

 

[Review]「LOVE SAVER」 - 2000年10月20日(金)

なんだか、書こうとしてからもう1ヶ月経ってる、このレビュー(苦笑)。
レビューなんて大層なもんじゃなくて、要は感想なんだけどさあー。
まあ、自分なりにまとめておきたいと思っているだけ。
もうアルバムのレビューもほぼ書きあがってて、来週はツアーに参戦するので、
その前に出しちゃわないと。

レビュー前半は1ヶ月前に書いたもの。
歌詞の部分だけ今日書いたので、文章が違いまーす。

[Review]「LOVE SAVER」
            ―――燃え尽きたい感じがたまらない―――

LOVE SAVER。ネットのファンの間ではLS、ラブセバなどと略されているようです。
TBS系スポーツ番組「スーパーサッカー」テーマ曲。今は変わっちゃったけどね。
この曲が初めてオンエアされたのもこの番組で、その日の夕方に
タカノリさんが雑誌の企画でやったチャットのときに「今夜スーパーサッカー見てみて」
と言っていたのを小耳にはさんで番組を見たら、初めて流れたのです(びっくりした)。
しかも、初回はまだ、クレジットが前の人のままで(わざとかな、と思う)
「MERCURY, NICOTINE」になっていたので、「レコード会社移籍してバンド作るのか?!」
なんて早合点した人もいるようで(苦笑)。
NICOTINEさん、ポップジャムに出てたよ〜現役バリバリのバンドだ(笑)。

テレビではサビ以外あましわかんなくて、全貌をつかめたのは
7/29の大阪、WTCオープンエアスタジアムのライブででした。
そのときの私の感想を時系列で書いていきます。

イントロ。
「ん?静かな曲…バラード?TMR-eみたい・・・」
(歌う前にたぶんタイトルは言ったと思うのですが、聞こえなかったので、
なんの曲かわからぬまま聞いていたの)
実際、いまにも「月虹」かなんか歌い出しそうな曲調。

イントロ途中にて急にスピードアップする。ここでちょっと度肝を抜かれる。
歌い始めたが速すぎてなに言ってんだかわかんない。
「なにこれ?!すごい浅倉っぽい・・・まるでIceman(浅倉大介氏のユニット。
かなりデジタルでハイスピードな音楽が得意)みたいやん!!」

雰囲気にのまれつつ、サビへ。
「あー、これLOVE SAVERや!!」(ようやく理解)
サビ自体はわりと聞き取りやすい。テレビで見たときも、「浅倉サウンドやなぁ。
かっこいいなぁ」と素直に思っていた。
だが速い。とにかく全体が速い。
雑誌のレビューには「TMR最速のBPM(ビート・パー・ミニット)」の曲」と
書かれていたくらい。170だったかな。

途中で一度、バラード調になる。速度も下げる。
イメージとしては「Burnin' X'mas」の転調部分みたいで、私はすごい好きだ。
そしてまた速度を上げ、怒濤のラストスパート。
歌い終わったあと、心なしかタカノリさんの息が上がっていたのは気のせいでは
あるまい(笑)。

ライブのときは、この歌あたりの衣装がすごい好きだったのだけど、
その話はまた改めて…するかな?(笑)。

こんな感じで、わりと衝撃の出会い(笑)だったLOVE SAVER。
この曲を先に聴いていたので、両A面の「魔弾」は全然違う感じかなと思っていたけど、
結構同じ方向にあるって感じ?(笑)ある意味驚きました。
でも私は、この方向性(なんだかわかんないけど)はツボでした。
2曲揃ってセットで大好き♪
LSは、アルバム用に作った曲ですが、タカノリ氏が「これはシングルでしょ!」と
ピンときた曲だそうです。
ライブでは、ヘドバン大好き娘さんたちに愛される曲です(笑)。心拍数が上がってしまいそう。
私は疲れるので、やんない(笑)。

さて、歌詞について。むろん井上秋緒さん作詞です。
「魔弾」に比べると、直接的な状況描写がないので、抽象的。
でもところどころ、私的にグッと来る表現があって、すごく気に入っている。

イチオシはやはりサビのところ。
「燃え尽きたい感じがたまらない/二人なら何が叶うのだろう」
この「燃え尽きたい感じ」というのが、私の中の西川貴教像にぴったしはまるのだ!
私の中の彼のイメージは、にこにこ笑っているというより、
歌うときの、あの振り絞るような、苦しげな表情なの。
何かを求めて必死に叫んでいるような。
熱に浮かされている、酔っている、迷いながら、でも走り続ける。
生ぬるい優しさよりも、ひとときの熱を。
彼がステージで歌うとき、同じリズムを刻んでいるとき、
私は彼となにかを共有しているような錯覚に陥る。
「恋とは共同幻想」…彼の歌に酔うあの瞬間は間違いなくそうだ。
一瞬だけ、彼の見ているものを同じ場所で見ているような気になってしまう。
あくまで幻想にすぎないとわかっているけど。

「とりとめない感じで構わない/叶わない夢を叶えようか」
誰も見たことのないような場所へ行こう、と彼は言う。
結局、あとで待っているのが変わらない現実だとしても。
息もつけないリズムの中で、けしてありえない夢を求めて、私たちは音に酔う。

「どうせ何か間違うなら/君に焦がれて」
そう、どうせ間違うんだったら君(たぼ)に焦がれたい…結局はまってるんだなぁ。とほほ。

ああ、週末で脳ミソ死んでて何書いてんだかわかんないや…。ごめん。
明日明後日は千葉2デイズ。みなさんいってらっしゃい。

<明日のTMR出演予定>
LOVE LOVE あいしてる。キンキや拓郎さんとの共演は結構スキ。




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