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[Live] 12/3(日) 京都会館第一ホール〜その1〜 - 2000年12月04日(月) 12/3 京都会館第一ホール。行ってきました! 私の今年のタカノリ納め(予定)は、私の思い出の地、京都です。 昼間はTMRなお友達とゴハン&観光して、その後学生時代の友達を呼び出して 雑談してから会場に向かいました。 TMRなお友達は、70%が金髪さんだったのですが、会場着いたら 大半が黒髪で、なんか拍子抜けしちゃった(笑)。 悪友とともに会場の裏手から歩いていて、ツアートラック発見! 早速撮影するも、暗かったのでうまく映らず。無念・・・。 でもツアートラックと撮影したの初めてだったので嬉しい!記念記念。 会場前の人ごみを見ながらしばし佇む。私自身は今回のツアーは7本目。 関西は全部行ってのラストだ。 そういう意味では新鮮さはないのだけれど、会場前の列はライブ前の 緊張感と期待感でいっぱいだ。 京都会館は、隣に第二ホールがあるのだが、こちらはヒューマンなんとかだか ライフなんとかだか、そういう感じの見るからにおとなしげなコンサートみたいで、 第一ホール前の異様な盛り上がりを胡散臭げに眺めていた・・・(笑)。 さて。肝心のライブの感想だが。 今日はとりあえず、細部とかMCとかはおいといて、私の考えたことをつらつらと 書いてみようと思う。あくまで私の個人的な感想だ、もちろん。 まず気づいたのだが、私にとって、自分のホームグラウンドで見るライブは 実は初めてだということ。JT2ツアーで、実家と、現在の居所の都道府県の 公演に行ったが、どちらも普段暮らしている市ではなかった。 京都は、私が一時期住んでいた場所。特に京都会館周辺(岡崎)は 私もよく通ったお気に入りの場所だった。 だから、ほかの会場にはない感慨があった。 そしてタカノリ氏にとっても京都は、半ばホームグラウンドだった場所。 関西以外の方にはわかりにくいかもしれないが、滋賀と京都は隣接していて、 滋賀から一番近い都会は、京都市になるのだ。 だから、タカノリは中高時代、ちょくちょく京都に遊びに来ていたという。 計算してみたら、私が京都にいた頃とも1〜2年、重なる。 京都のどこかで、まだプロを夢見るバンド少年だった彼とすれ違っていたかも しれないと想像するのは、楽しい。 京都でライブをやるのは2年ぶりだそうだ。そんな彼の思い入れが出ているのか、 昨日のライブでの彼の言葉はとても真摯なものがこもっていたと思う。 みんなを感動させた言葉に、 「あの頃の自分は、今の自分をかっこいいと思ってくれるだろうか」という 問いかけがあった。きっとこれは本心だろうと思う。 30歳ってのは、きっと男にとっても特別な年代なのだ。 これまでわきめもふらず走ってきた道を振り返り、ほんとに正しかったどうか、 つい確かめたくなるのかもしれない。 最後の曲で彼は何度も声をかすれさせていた。 私は見えなかったけれど、泣いていたというのは、いつのことだろうか? 私の感じでは、このツアーは、彼が自分のやってきたことを確かめるためのもの、 応援してくれるファン達に、できるだけ近い距離で、「ありがとう」を伝えるためのもの、 のような気がする。 行った会場によって、ライブの表情が変わる。そして、後になるほど よくなっているように思える。 (公平を期して言えば、私の参加したライブは7本中6本が関西なので、 かなりの人数が2回以上行っているので、客も慣れているってことかもしれないが。) 97年の大ブレイク、人気は上がっているのにどこか苛立ちが見えた98年JT2ツアー、 99年東京ドーム。そして封印。先の見えない不安。TMR-e。 今年の春、封印解除、夏の野外スタジアムライブ。 一度頂点を見て、達成感と同時になにかに疲れ果てて、模索して、 そして再びかつての名前に戻った彼。 以前、人気が絶頂だった頃のフレッシュさはもうない、と言われる。 堂々と落ち目だと言われたりする。離れていった人も居る。 でも、私は、今のタカノリが好きだなぁ、としみじみ思う。 勝利も痛みも味わって、それでもスタートラインに立った、30歳の西川貴教が好きだ。 あの頃はあの頃でとても好きだったけれど、 でも今は、今のタカノリが一番。 このツアーは、等身大の姿が見れるのがとても嬉しい。 「あの頃の自分は今の自分をかっこいいと思ってくれるだろうか」 「お前らは、俺を誇りに思ってくれるだろうか」 少なくとも、会場に集まった約2000人の答えはYesだった。 これからも彼は、あちこちの会場で、その答えをもらいに行くのだろう。 LIGHT MY FIREを歌うときの表情は、ものすごくいい笑顔になる。 私は初めて、みんなと一緒に「ワイパー」の振りをしてみた。 会場の一体感に加わってみたくて。これはこれで楽しいと思った。 ライブは、アーティストの「現在」を見る場。たとえ同じ場所、同じ曲目でも 同じ公演は二度とない。 今一番新しい彼を見るため、また私は会場に向かうのだろうな。 ...
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