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私がアリーナツアー後ふっきれた理由(ワケ) - 2001年07月23日(月) きのうの携帯からの日記は、1文字だけ文字化けしてた模様(笑)。 携帯から記入はできるが修正はできないのよね。PCから直したさ。 今日も貴教さんはロシアの空の下で、あしたは週1回の 定期体調確認日(笑)だが、ちょっと関係ない話を……。 この日記はもともと、日々のどうでもいいタカノリ話のほかに、 自分なりのツアーレポや勝手なエッセイ(笑)なども書けるようにと始めたので、 たまに、脈絡なく昔話したくなるのだ。 常に書きたい話いくつか抱えてんだけど、タイミングはずすと書けなくなる。 今日は気が向いたんで、書いとこうっと。 いつも以上に「自分に向けて」書いてるので、読んでる人はぜんぜん面白くないわな(笑)。 もしかしたら前に書いてるかもしれないんだが(読み返さないので)ま、いいだろ。 明日はまたどーでもいいたぼ話に戻るので、ちょっとだけ…。 **************** 私が西川貴教のファンになったのは97年、初・ライブレボリューションは98年だったが、 本格的に越境して追いかけるようになったのは99年のことだった。 東京ドーム公演と「封印」が直接のきっかけ。 ドームのあとも、今までのペースでTMRの王道を進んでたらば、 地元関西でゆったり見ていた可能性大。ほんとに。 封印のときに、「目を離すとどこへ向かって行っちゃうかわかんない」と思ったからこそ、 「見れるうちに見とかなきゃ」と切迫感に駆られて行動してたんだ。 ミュージカル3回遠征って、今でこそ普通だけど、 当時は何、頭に血が昇ってたんだろねって感じ(笑)。 ドーム公演は、TMR歴短かった私にとっては最高に楽しかった記憶だった。 JT2のときは釈然としなかった何かが、全部ふっきれた瞬間だった。 「今度こそ、迷いなくタカノリを追いかけよう!」と思った翌日に、封印発表。 一瞬、どうしていいかわからなかったさ。 最高点のあとに、突然谷底に突き落とされた感覚を味わった。 その後、ぶつぶつ言いながらも-eを見続け、1年後、やっと封印解除! でも、みなの喜びをよそに、私はちょっと距離を置いてた。 自分の中では、1年の時間を経てドームの記憶が美化されてて、 封印解除したあとも、あの瞬間を超える感動はもうないのだろうな、と 無意識に思っていたから。期待して失望したくなかったから。 SUMMER CRUSHは、衣装といい構成といい、ドームに近づきつつ、 ドーム以上に私好みの内容だったんだけど、 やっぱり昔の感動とは違う。しょうがないけど…。 progressホールツアーはもう完全に「新生TMR」として別物と思って見ていた。 progress(アルバム)は好きだしね。 彼のライブ歴の中で、必ずしもドームが最高点とは思わない。 昔からのファンだったら、武道館とか、もっと感動したんだろうと思う。 けど、私のライブ歴の中では「ドーム」は別格で、 今後貴教がどんなに凄いライブを見せてくれても、 あの日の感動は2度と取り戻せない、と決めていた。 けど、なぜだろうか、封印から2度目の春を迎えて、progress第2部アリーナツアーが 始まって、自分の中でなにかが変化してた。 心の中で神聖化してたドームの記憶を、冷静に見つめ直せるようになった。 たぶん、貴教本人が、「変わらなきゃいけない」という雰囲気を漂わせていて、 その感じが2年前を思い起こさせたんだろう。 去年の「封印解除」は予定調和だったから不安感はなかったもの。 アリーナツアーを回るとき、 「これがTMRの彼を見る最後になってもいいや」くらい腹を据えてた。 自分に後悔のないようにしたかった。 次のライブで見る彼は、現在の彼とは確実に違ってるはずだから…。 アリーナツアー8公演目、 4/8の名古屋最終日は、席がよかったこともあり、本当に、心を奪われた。 前日の沈み具合が嘘みたいだ。 「これがこのツアーのほんとのラスト」という気迫がビシビシ感じられたもの。 これを境に、貴教はまた新しいところを目指そうとしてるんだ、と実感した。 このとき、私の中で、ようやく、特別視してた「ドーム(封印前)の彼」と 「現在の彼」がひとつになった気がしたの。 歌い方が変わっても、スタンスが変わっても、ここにいるのは やっぱりあのときと同じ人なんだって。 あのときと同じテンションはもう出せない、けれど、 ステージの彼はやっぱり輝いていた。 記憶の中の人と同じくらい、もしかしたらそれ以上に。 「次にいつライブやるのかわからない」と、 持てるものすべてを今に注ぎ込んでると思った。 このとき、封印後、ずーっと抱えてきたトラウマからやっと解放されたの、私は。 たとえるならば、「もういない初恋の人」と「その人に似てるけどちょっと違う人」を いつも比べて、「この人は別人なんだから、期待しちゃいけない」って 思いつづけていたんだな。封印後、ドームのビデオはつらくて見れなかったもの。 全部、私のただの思い込みだったんだけどね。 彼は、昔と変わらず、「歌うことしかできない人」だったんだけどね。 2年が過ぎて、人気もだいぶ落ち着いて、 昔の少女のような外見から、男っぽさを感じさせるようになって、 私の好きだった頃とはあきらかに違ってきた。 けど、歌ってる西川貴教はやっぱり最高だ。 誰が何と言おうと、私にとっては最高。 アリーナツアーが終わって、私の中ではTMRにいったん終止符を打った感じ。 封印のときに一度終わってて、こないだのが2回目。 むろん、このあとの展開によってはまた別の境地を見れると思うんだけど。 今と封印のときと明らかに違うのは、前より彼を信頼するようになったことかなあ。 これから彼がどんな方向に進んでも(そして、その方向性が私の希望とずれていても)、 絶対、最後には私の期待を裏切らないって、真摯なステージを見せてくれるって、 特に根拠はないけど、そう思ってる。 リリースのない、休止状態の今でも不思議と確信できるの。 ファンを続けていくって、こうやって信頼を重ねていくことなのかな。 ケニアでもロシアでも行ってくれ、名前変えたって事務所変えたってかまわん、 真摯に歌う姿をまた見せてくれるなら、かならず遠くから見ているから。 100のことばより雄弁なその歌声を聞かせて。 **************** …これきっと明日読むと超恥ずかしいだろな(笑)。 たぼ、とにかく元気でいてね。できるだけ笑っててね。 きみが弱ると、影響を受けちゃう人達、大量にいるんだからさ。 ...
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