英国人の彼女
6年間の遠距離恋愛の末、イギリスに嫁いできました。ロンドンで息子と3人で暮らしています。

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2007年12月14日(金) 金の話をする男

今日は大学院時代の先輩に誘われてディナーに行きました。
2ヶ月に1度くらい会う先輩で、
今回はレストランを18時半からしか予約が取れなかったというので
18時15分に待ち合わせしました。

食事は、評判がいいわりにはまあまあ・・・
いくつかちょっと塩辛すぎるんじゃないか、という料理があり
あれ?という感じ。
あと、ワインが高かったです。
我が家にある1800円で買った激安ワインが
グラス1杯1200円でメニューに載ってましたヨ。
ボトル1本で6杯と計算すると、売上原価率は25%。
飲食店としては、ちょっと高めの価格設定ですよね〜。
と、まあ、デートで食事に行っても
原価率や、客単価や、回転率などを考えて
利益率を計算してしまうコンサルタント(女)がぜんぜんモテナイのには、
それなりに理由があるようです。

閑話休題。

そんな感じで食事は終了し、デザートも、コーヒーもやってきて
どうやら次のお客さんが到着したようです。
スッとテーブルに請求書が載せられました。
そこで先輩が取った行動⇒スッとわたしの方に請求書を押しやった。

ジョークなのはわかっていたんですよ。
わりとそういうことをする人だし、
それでもいつもおごってくれていたし。
ただ、なんか今日はイラッときてしまったんですよねえ。

そもそも、うちの会社で18時に退社するというのは
そうとうありえない話なのです。
いつもなら18時というのは、帰るまでにはあと6時間くらいあるから
一回軽くミーティングで意識合わせしましょうか〜
という時間なのです。
そんな時間に退社するために、わたしは2週間くらい前から
土台作りをしていたわけです。

なのにたいしてご飯おいしくないし。
しかも話も面白くないし。

そんなときに、「ごちそうさまでーす」と言われても、
ぜんぜん笑えないんですけど!
「えー、わたしもお金ないしー、
先輩☆ごちそうさまです☆」
と言って請求書を押しやり、
しばらくワーワー言ったあとで先輩が払ってくれる、というのが
いつものパターンだったのですが、
今日はそれをするのもダルイと思ってしまいました。
だいたい、これまではいつも合わせてたけど、
お金の話をする男って、趣味じゃないんですよね。
なんか器が小さい。
だいたい、自分から誘っておいて、店もコースも予約しておいて
支払いを渋るとかってもうほんとめんどくさい。
割り勘でも別にいいんですよ。
とにかくお金の話をしたくないの。

本日のお会計3万8千円をバシッと払ってやりました。

なんたって6時半から始まったので、お店を出た時間はまだ9時ごろ。
普段ならそこからバーにでも行ったのですが、
もうほんとこれ以上一緒にいたくなかったので、
「先輩って銀座線ですよねー?
じゃあ、ここで。また今度♪」
とサクッと別れて帰ってきました。

さっき、携帯にフォローメール
「ご一緒して頂いた上に、支払いまでして頂き、反省中です・・・
でも、君と食べるとほんと何でもおいしいなあ」
というのが届いてましたけど、ス無視中。
ほんまいらん。



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