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エスパルスvsジュビロとスタジアム・エコパ 2003年04月19日(土)

 今日は、スタジアム・エコパ(サッカーW杯のために県が作ったスタジアム)で清水エスパルスvsジュビロ磐田。この対決を「静岡ダービー」という。統一地方選のまっ最中にどうしようか直前まで相当悩んだが、エスパルス・サポーターとして地元での試合は逃せない(静岡での観戦は初めてである上、後期の静岡ダービーを見に行ける可能性は私の立場上もっと低い)という強い思いに加えて、最近全国各地でW杯サッカーの施設の赤字経営が問題になっているがエコパもその1つであり、実際に見てみる必要性を感じていたこと、というもっともらしい理由もあり、観戦することに。
 清水から電車で1時間。愛野という小さい駅の目の前から整備された道が広がり、その先に小笠山総合運動公園。そして5万人収容の立派なスタジアム。驚いた。
 一緒に観戦した友人が絶好の席を取ってくれて、目の前での戦いに興奮した。エスパルスのサポーター軍団のノリも素晴らしい。次回はあの中で大騒ぎしながら観戦したいなぁと思う。嫁さんは何度も「アンはかっこいい」と言っていた(笑)。試合は0対2で負けてしまいJ1リーグ最下位に転落してしまったが、試合観戦の楽しさを久しぶりに実感。
 ただ、この静岡ダービーで、曇りの天気に関わらず、観客は38000。5万人が埋め尽くすような機会は今後ほとんど無いだろう。財政的に余裕があるのなら立派な施設はあるに越したことは無いが、国も県も財政的に非常に厳しい中で、例えば、この施設をもっと小さいものにしたなら、それで浮く数十億円を福祉や教育に向けることも出来たのでは、と考えてしまう。あるいは既存の施設の拡充で対応することもできたはず。清水びいきの見解ではあるが、それこそ日本平スタジアム(エズパルスのホームグラウンド。駐車場が極めて狭く、収容人数も2万弱)の拡充の方が、意味はあったのではとさえ思ってしまう。
 将来的にも管理運営費用は相当なものだろう。将来に対して全く無責任なハコ物行政は一日も早く止めなければならない、という思いを強くする機会ともなった。


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