14日ということで、かなり渋い選択をしました。 劇団俳優座5F稽古場にて、『不忠臣蔵』という「語り」を聴いてきました。 原作井上ひさし氏。 「討ち入りに参加した47義士というのは、全赤穂浪士の約七分の一。圧倒的多数の<参加しなかった者たち>の言い分こそが<日本人>の本当の姿を表しているのではないか」ということで80年〜84年に執筆されたもの。 その、討ち入りに参加しなかった19人の赤穂浪士をめぐる19篇の短編小説集から選ばれた3篇が「語り」(朗読ですね・・・)という形で俳優座の8人の俳優さんによって表現されました。 迷ったのですけれど(笑)12月は忙しいし(笑笑)観たいモノはたくさんあるし。でも、だからこそあえて、行きました。 別に赤穂浪士崇拝者というほどでもないのですが、歴史を思い返したり季節を感じたりするひとつの機会にはなっています・・・毎年。 だから、そんなささいな気持ちですが、なんとなく大切にしたいな・・・と思ったのでした。。 選ばれた3人は、中村清右衛門、松本新五左衛門、橋本平左衛門でした。 それぞれがしみじみと納得させられ、考えさせられるお話でしたが、わたしが一番印象に残ったのは、47義士・磯貝十郎左衛門の親友だったという中村清右衛門さんのお話でした。語って聴かせて下さった「一膳めし越前屋の定七」役の荘司肇さんが何とも落語家さん風の味のある話し方だったというのもあると思います。 もちろん、俳優さんはみなさんそれぞれとても個性的でお上手でしたが。 最後の話は、大阪の話だったので、関西なまりの静かな語りも、とても良かったです。 驚いたのは、生演奏だったということ(笑)といっても、おひとりだけでした。 音楽担当は、なんと、四季でもお馴染みの後藤浩明さんだったのです。みなさん、いろんなお仕事をされているのですね。音楽といっても、暗くてよくみえなかったのですが、舞台の横にちょっと囲いがあって、その部分にシンセサイザーがデンと置かれていましたが、三味線や何やら打楽器?っぽいものもあり、ほとんどが効果音的な演奏でとことん「和」一色でした。 ちょっと面白かったのは舞台の床。 上演前や休憩では歌麿?広重??のような絵が写し出されているのですが、はじまるとライトが普通のライトに変わり?まっ白に変わること。 語りを邪魔しないように、、、ということでもあるような。 細かいところだけれど、凝っているな〜という感じを受けました。 お客さんの年齢層はかなり高かったけれど、ポツポツと若い方も居て、わたしも決してもう若くはありませんが、なんとなくホッとしました。 また新しい経験をしました。行ってヨカッタです。。
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