パトリシア・ハイスミスが書かれた 主人公「リプリー」は 「アメリカの友人」でも登場する キャラクターとなっています。
でも、フランス映画「太陽がいっぱい」の イメージがどうしても強くて 最後は有名な結末によって 逮捕されてしまうんだろなあという余韻を 残しつつ終わっています。 が、原作に忠実に作ったら まったく別の作品 「リプリー」が出来ました。
裕福な子息と入れ替わるために あれやこれやのうそをつきとおす リプリー。
そのうそを通すことで罪を重ねてしまいますが、 果たして手に入れたのは幸せだったのか。。
原作に忠実に作られたことは うれしかったのですが、 では逆に「太陽がいっぱい」より 「リプリー」が先に上映されていら 果たしてあれほど有名な映画になったかなあと 思うと・・・・
ハイスミスがリプリーというキャラクターを 気に入っていたのは なんとなく分ったような気がしました。 でも、勿論身近にいたら嫌だけどね。
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