最初麻薬がテーマの映画ということで 見に行きたい候補に入れていなかったのですが、 雑誌の映画評がどれをみても 絶賛していたことと アカデミー賞でも4部門受賞ということで 見に行ってみることにしました。
先日見たマイケル・ダグラスの情けない役が まだ残っている時に見に行ったので ちょっと、エリートのイメージが。。(笑)
映画は、メキシコとアメリカに住む 全く別々の人物達が 麻薬に絡んだ人間関係を軸に パタンパタンと ページをめくるように 織り込まれているが特徴です。
なので、最初あまりに錯綜した場面展開に ちょっと戸惑いましたが なれてくると、それほど気にならなくなりました。 でも、きっとこの展開がいやな人は 駄目だろうなあ。。。
人物達はそれぞれ別に行動しているのですが 最後の方では、意外なつながりがあったり すれ違っていたりで お。こんな関係が!なんて思います。
麻薬がテーマなので、重い上に、 画面も暗く、地味ですが ストーリー自体はしっかりしているので 2時間30分近くの上映時間は あきることはありません。
勿論ところどころえ??なんて思える ところもあるのですが。。。
特に私は、マイケル・ダグラスの娘が 全く理解できなかったなあ。 それと、麻薬のお陰で裕福な生活を 送っていたと、夫が捕まるまで分からなかった 主婦の分かったあとの展開。。。
でも、メキシコでの主人公である警官が なかなか良い味を出していて 良かったです。
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