あずきの試写室

2002年03月28日(木) 「蝶の舌」

蝶の舌って実際は見た事がないのですが
あの細い体(というのかな)の中に
渦巻き状のあの下が入っているのかと思うと
ちょっと不気味。
その蝶の舌がこの映画のタイトルであり
重要なポイントなのですが。。。

主人公の少年は、ちょっとナイナイの岡村くんに
似ている気がして、かわいいというより
ちょっとおじさんみたい(失礼)

1930年代のスペインのある町に
生活する少年一家の日常が
淡々と描かれています。
が、ところどころエピソードが
詰め込み過ぎ?なんて感じも。
その淡々とした生活のすぐそばに
やってくるスペイン内戦。

内線時代のスペインのことは
実はよく知らず(ほんと勉強不足です)
同じ国民ながら弾圧を受けるもの
するものに別れてしまうのは
時代とはいえ辛いなあ。

まるでハイルヒットラーのような
ポーズに、ナチとユダヤの人を
連想してしまいました。

上映中から、最後の言葉が重くいつまでも残ると
批評を読んでいたので
そのイメージが頭にインプットされてしまった私には
感動作!!と思えるよりも
うーん、感動しないとは言わないけれど
以前にも似たような話はあったぞ
なんて思ってしまったのでした。


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