監督脚本主演とチアン・ウエンが3役をこなしている 作品ですが、この映画お正月に見るのは 止めたほうがいいかも なんて思ってしまうほど、見終わった後も ずしーんと暗さが襲ってくるような映画でした。
第二次大戦が集結間近の中国の小さな 田舎町を舞台に繰り広げられる 日本軍と捕虜と村人の 悲劇的な出来事が、 前半はわりとユーモラスに 後半はとことん暗く 描かれていきます。
前半のユーモラス(勿論ブラック風味たっぷり)に 描かれた部分の 日本人捕虜と通訳の中国人の やりとりは笑えます。
この映画を見ると ほんともうボキャブラリの貧困さ (表現力の乏しさ??)を実感しますが 戦争の空しさをひしひしと感じます。
同じ日本人ながら この捕虜になった男性の生き方は いやだあああ。 演じる香川照之が、上手なんだけど なんかオーバー過ぎちゃって(笑) 途中で竹中直人を連想してしまった。
監督は、リアルに演じる為に 農民役には、農村に半年住み込んでもらったそうですが、 全体に渡って丁寧に作られているだけに本当に悲惨。
村人の立場になったら 同じ行動に出てしまっていただろうなあと 思って、より怖かった。
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