2005年02月04日(金) |
「ライフ・イズ・コメディ!ピーター・セラーズの愛し方」 |
ピーター・セラーズというと、「ピンクパンサー」が 有名でありますが、この映画を観ていると 「ピンクパンサー」シリーズを どうやら楽しんで作っていた。とか 監督と仲良くやっていた。とかいう感じとは ちょっと違っていてびっくりでした。
1980年に亡くなるまで4度の結婚と8度の心臓発作。 実母との関係と、コメディ映画の中でしか 観たことのなかったセラーズの 日常生活に驚きやらあきれるやら。 本人の主演作は笑えたけれど、 この作品は笑えるというよりも なんだか考えさせられる作品に仕上がっていました。
正直全体的に脚本がだらだらした感じが 否めなかったのですが。。。 でも、さすがセラーズ演じるジェフリー・ラッシュの カメレオン演技はすごいですね。 くるくる役回りが変わるのに それぞれの役を演じきれちゃうのは、 セラーズと通じるものがあるのかな。 (観ていたらビーンも影響されてるかも? なんて感じる部分もありました)
セラーズの作品のキャラクターのまねは勿論のこと さらにかかわりになる人物のまねまで こなしちゃう。 映画というよりも、演劇のような演出。 セラーズといえば「パーティ」というほど その作品が好きだったのですが、 今の若い人は知らないよねー(いったい自分はいくつだ) すでに没後25年。。。。
ジェフリーの演技もさることながら セラーズの2番目の妻ブリット・エクランドを演じる シャーリーズ・セロンが超キュート。 まるで子猫のようなくりくりした眼と 背中を流れるように揺れる金髪がとっても可愛くて良かった。うんうん。
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