戯言日記
悠莉




     

今日、友達が逝きました。
自分の意志で旅立ちました。
ちょっと前も悩んでいて持ち直してくれたと思っていた矢先の出来事でした。

その娘とはネットで知り合いました。
逢ったのは1度でした。
また逢いたいってずっとずーっと思ってて
タイミング計っていた状態だったので、ウチ的には宙ぶらりんなカンジ。


知ったのは、彼氏さんからのメールでした。

こういうメールを貰うなんて思っても見なかった。

最初読んだ時、

「こんな小説みたいな事って・・・」そんなカンジだった。
まるで何かの物語の一説のような、ドラマか何かのワンシーンのような
そんなとっても現実離れした内容に理解が出来なかった。

だけど、比較的冷静に返事を書いている自分も居た。


やっぱり、逢いたいんだよね。
だから、今度逢いに行くからね。
本当は貴方と見てまわるハズだった貴方の居た処を見に行くからね。




正直言って、どう書いていいかわからないけど
ネットで始まった友情だってちゃんと成立するし、
ネットっていう物は今じゃ人と人とを繋ぐ物なんだって言いたいのかもしれない。
だんだんと忘れるかもしれないって言ってたってね?
そうかもしれないけど、でも、何かの拍子に必ず、絶対に思い出す事だよ。
忘れる事はないよ。思い出す回数が減るのかもしれないけど、
あたしの心には確実に刻まれているんだから。
こうやって貴方が居なくなった事がちゃんとあたしの処に伝わってるんだよ?
今まで学校出てきたけど、其の中の同級生だってもしかしたら貴方と同じ処に逝ったかもしれない。
その子達が逝った事は知らないけれど、貴方が逝った事はちゃんと知ってるんだよ。
これは大きな違いだとおもうよ?



自分は居てもしょうがない。


それは貴方が決める部分もあるかもしれないけど、
周りが決める部分だってあるんだよ。









少なくとも、あたしは貴方にもっと居て欲しかったよ。












2001年09月19日(水)
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