b a b y ' s b r e a t h
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2001年04月11日(水) 涙の向こうにみたものは
深夜 泣いた 訳もわからずに 何があったわけでもなく ただ泣いた
昨日は学校へ行ったりちょっと買い物をしたりして 家に帰ってから本を読んだ 内容はちょっと言えないけど 泣きたくなった でも 泣けなかった
日付が変わる前に布団に入って ぼーっとしていた 急にさっき呼んでいた本のことを思い出した また泣きたくなった 泣きたくて泣きたくてしょうがないのに泣けなくて 苦しくて彼に電話をした
どうせ出ないだろうな・・・・
そう思いながら電話をし、3コール目で切っ・・・ てしまった・・・切る直前に電話が繋がったのに・・・・
結局もう一度掛けなおした
「はいっ」
彼の声を聞いた瞬間安心したのかなんなのか・・・ それまで泣けなかったのが不思議なほど涙がこぼれてきた ただただ泣くだけで 「どうした?」 彼のその言葉にもわからないと答えることしかできなくて その後少し話したけれど・・・・
「私からじゃ電話切れないからそっちから切って」 そう言った だって泣いてばかりいたから 彼は他にもやっていることがあって それなのに私が泣いているのに付き合わせるなって悪いと思ったから 「泣いてばかりいて、泣いてることしかない電話、嫌でしょ?だから切って」 泣きながらそう言った ほんとはあんまり覚えていない 頭の中がぐちゃぐちゃで 泣きじゃくるという行為を久しぶりにしたような気がする
結局彼に「辛くなったらまた電話してきなよ?」という言葉をもらって 電話を切ってもらった 一人になって暗い中でぼぉっとしていた ふっと横を向いて窓を見た 眼鏡もかけていなく 涙でぐちゃぐちゃで ぼやけたままの視界の中で 外から入る月の光をぼんやりみていた
自分の視界に広がる空間が思っていたよりも明るくて 少しびっくりした 本当の暗闇なんてそんなに多くなくて ほとんどは薄い明かりの中で 皆悩んだり光を見つけたり渦巻いたり・・・ そんなものなのかもしれない
泣くと体力使うのか 疲れて眠くなってきた 明日目が腫れるかもしれない
しょうがないかな
泣くことって 悲しいことばかりじゃない
とっても大切なこと
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