人生最大の危機ってヤツかも。


 すっげぇ温い風に混じって、小さな雨粒。後、雨。

 今、実家の静岡に帰ってる新幹線の中。
 急遽実家に呼び出された理由は、父方のおばあちゃんが危ないって。
 呆然としながら、でもどこかまだはっきりしない状況に希望は捨ててない。
 でも心臓、潰れそう。
 何かしてないと、嫌なことしか考えられないから、これ書いてるけど、やっぱ、内容はこの事になっちゃうな……。
 それに、夜、書けないかもしれないから。

 私が生まれたときは、おじいちゃんは二人ともいなくて、おじいちゃんっていう存在って、実感無い。
 その代わり、おばあちゃんがいた。
 すんげぇ可愛がって呉れた。ちゃんと覚えてる。
 だから、両親と同じ位ってか比べられないほど、おばあちゃんってのは大きな存在。二人とも。
 でも、今危ないっておばあちゃんは、結構前からボケてて、私のことも誰のこともよくわかんなくなってた。老人ホーム入ってるし。
 でもそれでも、会いに行くと、いっつもご機嫌で迎えて呉れるんだ。普段はいっつも不機嫌そうなのに。だから、ホームの人もいつも驚いてる。
 ボケてても判るんだ、って。
 そんなのが、嬉しかったり。
 行くとずっと二人で手を繋いで、ぼーとしてる。
 そんで時々、ご飯食べた?って訊いてくる。
 ご飯の時とか食べさせてあげると、私に食べなって言ったり。ボケててそういうかと思うけど、でもホームの人にはそんな事言わないんだ。
 小さな頃のコト聴くと、父親は長男で孫の私が長女だったからって、すっごく可愛がってて呉れたんだって。兄弟には差別に見えるかも知れない(苦笑)。でも兄弟の中で一番よく会いに行くの私だし。だって凄い好きだもん。
 怒られた覚えないなぁ、そういえば。

 もう書けないや。辛い。泪出る。
 でもまだ泣きたくない。絶対、平気。うん。

 今日はWJ感想は、出来たら夜する。

2003年03月03日(月)

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