ドラマdoor to doorを見た。障害を扱ったドラマは重すぎて普段見ない。なぜなら医療側に近いとこにいたので、病気を扱ったドラマを見ると、どうしても製作者の驕りみたいなとこが目に付いて見てられないから。だけど、今回は、障害を超えた親子の絆が主としてさらっとした愛情を感じさせるものでよかった。 にしてもニノミヤくんはほんと演技者だなぁ。 普通、俳優は役者としての役を演技をしても、どこかに固有の自己をにじませてしまう。けど、ニノミヤくんは主人公の英雄以外何者にも感じさせなかった。ニノミヤくんがいうところの、僕は俳優ではなく、アイドルですと言い切る力を見たような気がする。そう考えると役者というより、演技者と言いたいね。儚く憂いを持った可哀想な雰囲気を感じさせるけど、強い人だなと思う。大人だね。 一番いいシーンはお母さんが亡くなったとき、口紅を前に声を圧して泣くところでした。人って、亡くなったことに対してではなく、もう逢えないと喪失感を感じたときに初めて泣けると思う。そんなことを感じたシーンでした。
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