続・無気力童子の紙芝居
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2004年12月07日(火) あなたの痛みはわたしの痛み

仕事のハナシです。

色々と細かい事情は省きますがワタクシ、
週の半分ほどを 要支援学級、知的障害のクラスの補助を担当しております。
本来の担任が病気で入院して コロコロと担当が替わりましたが
今回の担任は 人としてどうかとおもうレベル。一生懸命やっているんですがね。

そんな状況で こどもたち(ダウンの一年生1人、知的・情緒障害の6年生1人)は
今 散らかった教室で 趣旨の見えない授業や 筋の通らない指導を受けているわけで
悲しい顔をすることが多かったり イライラしていることが多くて心配しています。
6年生のA君の調子が やはりここの所良くなくて
先週もパニックに陥り 私の腕を噛んだり顔を殴ったりがあったのですが。

今週も 同じ時間に 事件は起こり。

暴れているのを止めなければ 遊んでいるのを注意しなければ済んでいくのに
私はそれを抑制し
結果、またしても口は切れ顔が腫れ 悲惨なことになってしまいました

校長以下4方、主任及び養護の先生が今回の件を重く見て打ち合わせを開くなど
なんだか大事件になってしまったわけですが。

なんだろう 必死で指導ができるようになった。

子どもがパニックに陥って ロッカーの角に頭をぶつけているときに
モノを破壊しようと拳を振り上げているときに
わたしは止めに入ることが出来た。
そうすることで 矛先がわたしに向かうことは予想できたけれど
怪我を覚悟の上で 話をすることが出来た。

「あなたが痛い思いをするのなら わたしが痛いほうがまし」
自分でもそれが本心かどうかわかりませんが そうやって庇うことをして
痛みを同じだけ受け、悲しみを言って聞かせること
それが正解だったかどうかはわからないけれど 気持ちは確実に子どもに伝わった

こういう行動が 自然にできるようになったことは
半年間働いてきて 確実にわたしに身についたことだなあ。

そして 沢山の先生方が心配しサポートしてくださって
あぁ 私は幸せ者だなあと 思う次第でございます。
明日も頑張ろう。


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