続・無気力童子の紙芝居
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2007年10月16日(火) 憂鬱の正体

2007 1016 pm1630〜1830

もやもやもや
もやもやもや


起きるとすこし
自分がしなびているような
そんな気がして

そう お水
もらうようになって
お水
もらわないとしおれてしまう?

それは とっても こわいこと



それは とっても こわいこと
自分がつくりあげてきた 構造なんて
案外簡単に 崩れてしまって

口 パクパクしたって
かすみは食べらんない
二本の足が カカシを支える鉄の棒にかわったら
あはは
ぎこちなく跳ねる ショーの見世物



両手でつかめる ぬるい空気は
今や 巨大な ゲル状の
水色に濁ったよそおいで
そこかしこに腐臭をただよわせている
わたしは それが 口に入らないように
ただ息を止め、目をつむっているしかない

前に?
前に進んだら?
前に進んだらどうなるかなんて
皆目見当もつきません



加速

加速
見えている風景が
みるみる鮮やかになって
加速
植物の発芽から成長
開花から実がなって枯れるまで
何かの科学番組でも見ているみたいに
速くて 速くて 速くて
私はたちすくんで まばたきもできない



よろこぶべきこと

立ちすくむ 私の目の前では
世紀の脱出ショー
何が脱出?
カカシが脱出?
加速加速加速 もっと
見せて 見たいの 見せて 見せて
世界の真理と、心の果ては
そう まだ 底なんて みえやしない
単純で純粋な、リバーシブル




裏返して本能
表向きは実情

内面を庇護
外面は拡散

布が肌にふれるやわらかさを
私は知ってる


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