続・無気力童子の紙芝居
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『そのときがくれば わかるわ』
人との関わりなんて 不思議なもので
たとえば 長年わたしのよき相談相手であり理解者である人も 初めから そうであったわけではない ここ半年くらいよくお世話になっている青年だって 最初は なんと気の合わない野郎だと 悲しく思ったものだ 存在を知って3年目にようやく話すことが叶った彼女は 今ではわたしの生活に なくてはならない存在だったり
わからないものよね。
『そのときがくれば わかるわ』
まったくもってその通りで。 あぁ そうか そのとき だったのね きちんと 選び取ることができた? 「慄える淡い羽を そっと授かるように」
そのひとは 初めから驚くほど気が合った するりと ごく自然に近い距離にいて それが心地よいのだ
当たり前のように 空気のように 冬の朝のおふとんのように わたしはそれを授かって 身に纏って 歩く いいね そういうの 憧れていたんだ
あまり過信すると泣きを見るかもしれないなんて いまだに思っているわたしですが そうだね 書き留めておきたい
そのとき が来ていると あたしは思うからね。
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