ひだまり日記

2003年11月30日(日) くまのぷーさん展2

先日、仕事で行ったぷーさん展。
実際にはAAミルンの誕生120周年記念として開催された
【A・A・ミルン E・H・シェパード展 クマのプーさんの世界】って言うんですが。

今日は仕事が半日で終わったので、行ってきました。最終日でしかも休日なので、子ども連れの家族でものすごい人ごみでした。
子ども達は、あのディズニーのぷーさんが展示されているわけではないので、かなり不機嫌な子が多く、ちょっとお品に欠けておりました。
まあ、子ども美術博物館なるところでやっているのだから、何も言えません。

この展示会。A・A・ミルンの書簡や、原稿。挿絵画家E・H・シェパードの原画など盛りだくさん。感激しました。

あのキャラクターがどうして出来たかから始まって、あの100エーカーの森のジオラマが造られていて、それはもう、クラシックぷーさんのファンは必見です。
このような展示会は日本で初めてだそうです。

たかがぷーさんと思うことなかれ。
もう、すっかり虜になってしまいました。

私は、中学の頃からクラシックプーが大好きだったので、ディズニーのあのキャラクターが流行りだしたこの数年、頭を抱えていました。
だって、クラシックプーさんとは別物としか思えなかったんですもの。

でも、展示会場の外にある、絵本コーナーで絵本を読む子どもたちを見ていたら、ディズニーのプーさんでもクラシックプーでも、一緒なんだろうなって思ったの。
クラシックプーは絵本というより、読み物として存在しているのだし、文字の読めない子ども達にとっては、ディズニーのぷーさんが身近にあることで、文学への第一歩になるのでしょうから。

以外にも最近お亡くなりになったクリストファー・ロビンさんの、あまりにも有名になってしまい、苦悩の日々であった人生の数十年の話には、涙が出てきました。
世界中で愛されている実在した子ども クリストファー・ロビンなのですから・・・。
たぶん、地球がなくなるまで続くであろう彼の人生て、ものすごく宇宙的な人生(亡くなった後も人生と呼べるのなら)なんだろうな、絵本の中で生き続けるって私には想像もできない事なのです。


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