ひだまり日記

2004年01月08日(木) 水の流れ

水は上から下へと流れるものである。
決して下から上へと流れないのである。

色々なこともそうなのである。

自分より大きい力に立ち向かっていくことはとても大切なことだと思う。
しかし、立ち向かうのであれば相手のことをよく理解していなくてはまったく無駄に終わるのではないか?

これを人に例えてみる。
自分よりも力のある人、頭のよい人や力のある人、経済力やら知識やら経験値だったり年数も・・・。
色々な要素があると思う。
自分よりも能力のあるものに立ち向かうことは決して容易ではない。

この場合の立ち向かうを履き違えて抵抗するとか反発すると取ってしまうと、結局自分が負けると感じる。
あんな人になりたい。越えたい。
そんな意識を持って挑戦したいものである。

もう一つ、器や能力とはまったく別の話しで、自分の好みだけで人にぶつかっていくことがある。
さっき書いた反発という行動をとるのである。
あの人とはそりが合わないわ!!とか、あの人タイプじゃないわ!!
から始まって、あの人嫌い、あの人のやることなすこと癇に障る・・・。
と言った具合。

そういうことを言っている時、私は自分が嫌いになる。
でも、往々にしてそういうのは止められないのである。
止められないで、ますます勢いをつけてしまうことに快感も覚えるのだが、反面吐き気を催すくらいの罪悪感も生まれる。

自分でもそうだが、人からされてもそうである。自分が感じるということは人も多かれ少なかれ感じているのである。

自分が嫌なことは人にはするな・・・。
昔の人はよく言ったものである。

水は上から下に流れる方が美しい。
心も無理に逆らわず、自然に美しくありたいものである。


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