少し前、もう絶対に話を出来ないだろうなと思う相手がメッセをあげてきた。
ここ1年以上、影も形もなかったのに
数日置きにメッセが上がるのである。
とは、いっても拒否して削除というのをやってしまったので、もう相手には私がオンラインになっているのがわからない。

晴れてセイセイしていると思ったが、今日突然、
削除しなければよかった・・・。
と後悔が起こってしまった。
今日は、失恋した友達の、途切れることのない弾丸のようなメッセと、電話攻撃を受けながら、
失恋であっても、友達であっても、自分の周りからいなくなることの寂しさというものを改めて感じたのである。

それでも、メッセや電話番号を拒否して削除という、もう再生不可能状態にしなければならない程の理由があるのだから、

やはり自分の中では、その両方が戦ってしまうことになるのである。
ジレンマって言葉、きっとこういう時にこそ使うものなのかなぁ・・・
と、苦笑交じりに、もう跡形もないメッセのメンバー表を眺めているのです。