ここ数年は、花の寄せ植えを母にプレゼントしている。 ずっとブラウスやらお財布やら、そういう雑貨だったし、幼いころは、施行されない肩たたき券などだった。
昨年、蘭の花の寄せ植えをプレゼントしたところ、弟のお嫁さんが、カーネーションばかりの花束を持ってきていた。大きさからいけば、私とはものすごく差がある。
「お義姉さんの小さくて地味ですね。」
あなた・・・派手さだけで判断しないでねの一言はぐっと飲み込んでいましたが。 母は、言われた私を心配し、この蘭はとても良い蘭なのよとフォローしてくれた。
今日、花を選ぶ時に、あの一コマを思い出した。 今年は久しぶりにカーネーションの寄せ植えにしてみました。
やはり、お嫁さんが持ってきていたカーネーションは真っ赤で鮮やかに玄関先に置いてありました。 でも、きっとそんな事にこだわっていてはいけないんだろうな。
母は、後から植え替えるからねと、それは嬉しそうに受け取ってくれたから、その笑顔で満足満足。
後、何年この笑顔が見られるのかなと思う。
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