罅割れた翡翠の映す影
目次|過去は過去|過去なのに未来
結局、昨日は早めに彼らと別れてくれたようで、意外と早く意識は戻る。 ミーシャは『もー寝ます』っつって音沙汰無し。 代わりに咲乱サンを置いていく…。『咲乱、指名はいりまーす♪』ぐは。 金が入ったので、咲乱サンの買い物に付き合わされる。 お香(バニラ・ラベンダー)・煙草(赤ラーク)・携帯灰皿・シルバーのアクセサリ。 …そういえば咲乱サンもヤニ吸いなのだなー…。 でも、大久保公園に居そうな感じで吸うのは止してね(もち小指付き)♪ …シャレにならないぢゃーん! あと、『あっ!イケメン!』とか叫ぼうとするのもヤメい。恥ずいわ。
折角なので、紀伊国屋で『天使は瞳を閉じて』の台本をねだる。 珍しく、ルミもお気に入りの演劇なのだ。 少々お高く付いたようだけど、買ってくれる。 何だかんだで、咲乱サンも気に入ったらしい。 家に帰り、三人で読んでた。ルミが最後まで読んでいて、寝ようとしなかった。
今日は…、金が有るわ落ち着いてるわで、平和な一日。 おかげでバレンタインなんて事忘れてたサ♪ でもチョコ貰った。女の子に。義理だけど。 …僕は嬉しいけど。なんかね〜。
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