橋本裕の日記
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2007年11月24日(土) 近江の旅

 昨日は岐阜で北さんと落ち合い、米原へ行った。北さんと会うのも久しぶりである。車中、会話が弾んだ。例によって空海や道元の浮き世ばなれした話である。これがたのしい。


 米原でペコちゃんと合流し、ついで彦根でeichanと合流した。駅前通にあるラーメン屋で昼を済ました。


 そのあと4人で彦根城に行った。好天に恵まれたせいか、たくさんの人出である。まず玄宮園へ行った。紅葉にはすこし早かったが、広々とした池やその周りの樹木の眺めがよかった。

 彦根城は犬山城、姫路城、松本城と並ぶ国宝のお城である。天守閣に上ろうかと思ったが、待ち時間が1時間半だと聞いてあきらめた。

 天守閣に登らなくても、琵琶湖が見えるし、眺めはいい。日当たりのよいベンチに腰を下ろし、北さんからいただいたミカンを食べながら、1年ぶりに再会したeichanやペコちゃんとの会話がはずんだ。

 eichanはこの12月で、ペコちゃんは来年の3月で60歳になり、定年退職だという。それぞれにいろいろな定年後の夢があるようだ。北さんはあと2年と少しで、私も3年とすこしで退職である。退職が待ち遠しい。

 彦根から長浜にきて、駅前でタクシーを拾い、ホテルルートインに5時ごろついた。朝食と夕食のバイキングつきで6500円である。個室も快適で、浴場も広く快適である。ロビーではコーヒーも飲み放題で、食事の後、私たちはつもる話に時間を忘れた。

 今日は5時起床。さっそく大浴場で朝風呂である。一人でのんびりと湯につかり、「荒城の月」を大声で歌った。声がよく響いて、われながら自分の美声にうっとりとした。

(今日の一首)

 庭園も天守もすがし彦根城
 近江の海にいにしへ思ふ
 

 


橋本裕 |MAILHomePage

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