「ガムを食べた。」 DiaryINDEXpastwill
2002年09月05日(木) 人人人

夕方からの勤務では、来店するお客様にドキドキさせられっ放しでした。

まず、来客のピークの時間帯にコピー機の使い方について質問を受けた。
レジが空いてから「お待たせしました」と言って飛んでいったが、
どうにも設定が上手くいかない。
そこで一旦レジのところに戻って、相棒に聞いてみることにした。
ところが、レジカウンターに行くと人がたくさん待っている。
そこで、ついつい並んでいるお客様の会計を続けてしまった。
しばらくすると、コピー機をご利用のお客様がレジの前にやってきて怒りました。
「あんたはなんでそんなに責任のないことをやっとるんや。
 いくら忙しい時でも順番ってものがあるやろ。
 あんたの名前は何て名前や。」

順番ってものがあるだろうというのはその通り。
それから、
「お客様お急ぎでしょうか?申し訳ありません、
 ただいまレジが込み合っていますので、もう少しお待ち頂けますか。」
というほんの少し声をかけるだけでも、あそこまで怒ることはなかった。
これは終わったあとで店長に聞いて学んだこと。

たまたま、再びご来店したので飛んでいって平身低頭謝り倒して許してもらう。
話の流れで、なんか身の上話までしてしまったのは失敗。
社員なのか?→フリーター→将来どうするの?→今こういう状態
名前→この辺?→この辺り→あの辺?→ええ、それは親戚です
んな感じの流れ。
プライベートなことまで聞かれたら、逆にどちら様ですか?って聞くべき。
これは家に帰ってきて家族に話してみて学んだこと。

プライベートと言えば、そのおばちゃんは、訳の分からないおっさんの写真を
A3サイズに引き伸ばして友達に配るとかで、そのおっさんを指して
「日本を変える人や」とのたまった。
怪しい。
世の中怪しい人も居るから、プライベートな話をするときは気をつけなさいってこと。


しばらく後に来たお客様は、
昨日俺が近くの本屋さんまでの道のりを教えてあげたのを覚えていてくれて、
「昨日はありがとうな、本屋さん。」
と声をかけてくれた。
そんな礼は言ってもらわなくていいのに、優しいおじさん。


またしばらくすると、前のバイト先の上司が来店した。
店に入ってきた瞬間にわかった。
3ヶ月でぶっちこいてしまったバイト先の人だ。
2年も前の話になるけど、それでもあそこでの仕事が原因の1つになって引きこもることになったんだから、俺にとっては強烈な印象に残っている人物だ。
どうしようかと思っていけど、彼がレジに来たとき微笑んで話し掛けてくれたので不安は解消された。
「今何やっとるん?」
これこれこうだと説明して、
「ご迷惑をお掛けしました。」と謝った。
「またご利用ください。」とも言った。


もう一回書こう。
自分がダメダメな人間になっていく過程で味わった全てのことが、
これから這い上がろうとする過程で再び自分の身に降りかかるだろう。
それを乗り越える自己管理能力とか、処世術とかを身につけないと、
また階段を転げ落ちる羽目になる。

今日はまさに、ダメダメな人間になっていく過程で出会った人と再会し、
不安や心の中に嫌な思い出として残っていたものを解消できた。
あと、最近は新しい経験もたくさんしているような気がする。
削ぎ落としたり、再構築したり、整形したりするべき、
自分って人間の輪郭が見えてきた感じがするんだな。


帰ってきて、10代の頃一緒にバンドをやっていた友達へ連絡する。
数年ぶりの電話。
彼が働いている美容院で彼に髪を切ってもらいに行くんだ。
どちらかというと、彼と俺は仲良しって感じではなかった。
それでも、最近ライブを観に行ったバンド続けてる友達に勧められて、
なんとなく行ってみようかという気になった。
これも、自分の人間関係を再構築するチャンス。
ここ数年お世話になっていた美容院とは、おさらばすることになるかも知れないけど、どちらかを選べと言われれば選択の余地はないと思う。

日記の日付が先に進んでるよ・・・。ここまでは昨日。

今日は久しぶりに車校。
久しぶりに乗ったら、エンストしまくり。技術が落ちてた。
一緒に講習受けている若者は順調に進んでいる様子で、
俺よりは講習受けた回数は少ないはずなのに、技術は上。
まいったっすよ。

午後は、友達の居る美容院へ。
めちゃくちゃお洒落な空間で、友達が居なければ行かなかっただろうなー。
でも、シャンプーやマッサージのきめ細かさにはメロメロでした。
思わず眠りそうだった。
久しぶりに会った友達は変わってなかった。
かっこよくて、若々しい。
こんど釣りに行こうって誘われた。

ガー。

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