2006年08月04日(金) | 現実逃避 |
今日は休み。
久しぶりに本を1冊読み終えた。
いつもは買ったはいいけど途中で投げ出すことが多い。
最近は映画のDVDもよく借りてきて観る。
現実逃避したくて仕方がない。
仕事では、自分の無能ぶりを思い知らされる毎日。
毎日毎日怒られてこうしろああしろと言われる。
それが嫌で嫌でたまらないのに、
同時に「一体どうしたらいいんだ!」って誰かに甘えたい気持ちもある。
ああしろこうしろ言われるのが嫌なくせに、
言われなければ、聞かなければどうしていいのかわからない。
一緒に働いている人達から言われることは嫌で嫌で仕方ないのに、
同時に何かを言ってくれる人を求めて甘えている。
一緒に働いている人達から言われることは
正に「自分はどうしたらいいのか」ってことそのもの。
だけど、それが自分を全否定されるような気がしてきついんだ。
人間として全てが変わらなければこの仕事は無理。
そんな風に感じてしまう。
聞けば自分で調べろ考えろと言われ、
自分で調べて考えてると聞けと言われる。
自分自身で気がつく点があってもそれが信用できなくなる。
自信がなくなる。
例えば、
自分が連れてきたお客さんが何度も何度も審査落ちする。
自分自身は悪いお客さんではないと思うけど否定される。
大家さんに言う前に断る。「大家さんがこう言うんです」と説明して。
理由は家賃に照らし合わせて収入が少ないとか、
万が一のことを考えたときに保証人に保証能力がないとか。
そうかと思えば、上司が連れてきたお客さんは
甘い審査で、よりによって自分の家のアパートに入れられる。
どう思う?甘いのはわかるけど入居させたいんだ。
そう上司に言われてどう答えろと?反発はしにくい。
ずるいよ・・・それに俺は従業員でありながら大家でもある。
大家としては気に入ってくれる人が居るなら入って欲しいと思う。
俺は、仕舞いには、自分が接客したばかりに
お客さんは希望のお部屋に住むことが出来ず、
会社にとっても大切なお客さんを逃してしまったように感じる。
この現実と向き合ってどうしたらいいのか自分で真剣に考えて
本気で闘っていかなければならない。
でも、一杯一杯なんだな。きつい。
やるべきことは目の前に提示されている。
だけどどうすればいいのか分からないと感じるのは、
目の前に提示されていることを見ようとしていないからだろ。
実際、見たくない。
相談すべき相手もわからない。
父親には愚痴をこぼす。愚痴をこぼせばそれなら辞めろと言う。
でも、俺が今の会社に入ったのは父親の助言があったからだ。
この会社に入れば給料は倍になると。
俺は父親にだまされた。
前の会社では手取り17万円。
休みは平日だけで月6回の休み。
お盆や年末年始、GW等ではもう少し増えた。
年間にして80日ちょっとか。
ボーナスはなし。
社員旅行はあった。
今の会社では手取り16万円。
休みは月3回〜4回。シーズンオフには日曜に休めることもある。
ただし、接待ゴルフも休みにカウントされる。
お盆や年末年始、GW等ではもう少し増える。
ただし、2〜3月はほとんど休めない。
年間にして60日前後か。
ボーナスは1か月分だった。
社員旅行なんかない。
働きによって待遇が良くなるのはどちらも同じ。
俺は父親にだまされた。
だから、父親に相談して助言されても信用できない。
自分で考えて自分で判断しなければならない。
自分独りで考え自分独りで悩んだ行く先が引き篭ることだったので
気をつけなければ・・・とは感じている。
多分俺は人より馬鹿だ。
いろんな人の意見を聞いてみないといけない。
でも考えないと。