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Land of Riches
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| 2004年02月08日(日) |
Lord of Vanquisher |
タイトルは、またしても「ぱるメロ!」より拝借しました(^^) 五輪代表の試合を見ていて、詳しくは後述しますけど、この曲のことを 思い出したのです…思い出さずにいられなかったのです。“悲しい”ことに。
ちなみに、「ぱるメロ!」は、PSソフト・パカパカパッションシリーズの 知名度アップと、シリーズ復活を願う人達が集まって作られたフリーゲームです。 フリーとは思えない出来がお気に入りです。今後もタイトルで出てくるかも?
単純作業を繰り返していると、慣れて惰性でこなせるようになってしまい、 考え事する余裕も生まれてしまって、生きていること…というか、時間が どの一瞬一瞬も流れているという、当たり前といえば当たり前の事実が ものすごく辛く苦しく感じられてしまうのですが(鬱の人は、一般的に 夕方になると気が楽になると言われてますが、私はそんなことありません。 最近は鬱よりもノイローゼのチェックリストで引っかかる項目が多い私) そんな気分も、素敵なテキストがアップされていただけで爽やかになれたり。 単純ですね(苦笑)Tさん本当にお疲れ様でした!半年間よろしくお願いします。 DQの防具“水鏡(みかがみ)の盾”がかなり好きだなんて、今更カミングアウト。
埼スタへ向かう前、既に2回も売り場をチェックして…正確には恥ずかしすぎて 購入に踏み切れなかったバレンタインチョコを買いました。出入り口すぐ横、 晒し者になるにも程があるだろ、とわめきたくなるロケーションでして、 一線を越えられたのは(って誤解を招くような表現だ)他に人がいたからです。 その人は今をときめくエース玉田さんへメッセージを書いていたんですが。
で、私が誰へ贈ったかは説明不要だと思いますので省きますが(えーっ! あ、日本代表じゃないですよ〜(笑))品は私の大好きなチョコにして、 唯一ブランド名を知っているチョコでもあるGODIVAでございます。もっとも、 某選手のみならず、常軌を逸した自転車自損事故で顔に傷をつけてしまった 某さんへも同じチョコをあげたくせに、自分の分を買うのを忘れました(自爆)
私は188と通し�發�振られた用紙を受け取って、多いなあ(乱暴に頭割りしても 1人5・6個になります)と思ったのですが、Can Do!でも宣伝していたし、 これは少ないと感じるのが普通なのかなあ? ホワイトデーの頃には、選手から 直筆サイン入りレターがバックしてくるそうですが、そんなものよりも、 素敵な開幕戦を見せていただいた方がファンとしては幸せですね(^^) #今、用紙を見返してみたら、この企画先着500人と書いてある…。
そうそう、あれだけ嫌がっていた年齢と電話番号(うちは固定回線引いてないので 更に見た目の痛さ増量の携帯)も書きましたよ。選手の目へ晒されるのに(苦笑)
なぜかCan Do!だけは毎回、忘れないで録画セットできるんですけど、今日は 毎年恒例の選手名鑑(本人コメントつき)でした。新加入組は背広だったので 多分、会見の日に録ったんでしょう。他は私服あり練習着ありとバラエティ豊か。 聡太さんの「今年はやります。期待しててください!」宣言と、永田さんの口から リーダーシップという言葉が出たのが特記事項かな。最後のミノルスマイルに 撃沈した私でしたが、佐々木コーチの「少年っぽい」ってコメントにへこみ。 彼はああいう声…ぶっちゃけアヒル声なんだから、しょうがないですよぉ。
そうそう、Rさんより「Jリーグ28」レイソル編のDVDをいただきまして、 やっと見ました。楽しいですね聡太&俊太コンビ(笑)やっぱり聡太さんの ギャグセンス(と呼んでいいのかも謎)は理解不能です。ちなみに、この企画は クラブ差が激しくて、鹿島のは全然つまらなかったと小耳に挟んでおりまする。
さて、試合ですが―残券数がすごいと聞かされて割と早めに買ったのですが、 お陰でゲームの存在をすっかり忘れてしまい、前日にフル代表の試合がなければ (このゲームのことも忘れてましたが…)ヘタしたら行かなかったかもしれません。 いろんな意味で寒さを痛感するだろうとは覚悟していたのですが…それにしても。
「創造には捨てることも必要なんだろう」 (神林長平「あなたの魂に安らぎあれ」より)
脳裏を過ぎるのは、上で触れた曲とこの一節。山本昌邦さんが振り上げる 戦術という理屈で形作られた機能不全の有機体が、今のU-23代表です。 無理やりパーツをつなぎ合わせた不自然さを露にしながら邁進してきましたが、 ここに来て、曲がりなりにも時間をかけて組み上げてきた、組み上げようとしてきた バランスをあえて壊す、あえてその概念を無視するような布陣を組んできました。
傷ついた有機体をかろうじて存在させているのは、自己補正機能―それは カバーの意識が強い選手の献身的な動きによって行われる生命維持活動。
今回、監督が組んだ布陣が一見してバランスの崩れた…個々が噛み合わず動いて 不自然な(この表現は、何が自然かという前提問題をはらんでますが)連携を 招くだろうと分かったのですが、それでもなお、この代表がこれまでしてきた試合を 乗り越えるため…何か(これまで積み上げてきた時間で残されたもの)を壊して その上に新しく作らなければならないのか、と自分へ言い聞かせました。
凸凹ツートップ、notクロッサーな両サイド、還ってきた山瀬さん、微妙な 動静バランスのドイスボランチ、更に危うい並びの3バック、軽いGK。
前線から書きましょうか。ついにここまでのぼり詰めてしまった相太さん。 昨夏に姉ヶ崎で見たフィジカル・シンキング両面でのスピード不足が脳裏へ 強く刻まれているのですが、彼はその頭の良さで、与えられた場数で確実に 判断力をアップさせています。フィジカルの分も補うように。もちろん、 まだまだ物足りないと見ることは可能だし、そうでなければならないけれど、 それにしても、彼は本当に良く頑張っていると感じました。スターシステムは 間違いなく余計だけれど、それでもなお点を取ってしまう星の強さも持ってますし。
菊地さんが当初(WYに続き)飛び級招集された相太さんの話し相手になっていたと 日刊へ書かれたことがありますけど、菊地さんもサッカーに関しては、ものすごく 頭の切れる人なので、この二人のサッカー談義はちょっと聞いてみたいかもしれません。
なぜかやたら脚が長い選手の多かったイラン、選手の股下を(相手が飛んだから) くぐり抜けてしまったこともある田中達也さんと相太さんのツートップは、 予想していた以上にいい、かもしれません。出した結果に騙されてる、とも 言われそうですが。それでも、私にはそれで十分だから。相太さんが後半に バテてしまったようなのが、ちょっと…仕方ないんですけど、というか、 やはり先輩たちにはもっと奮起してもらいたいな、と。1985年生まれの スーパーエースへおんぶに抱っこ、では。そして、相太さんはやはり現ユース代表は 卒業してしまうのだろうか、そうしたらエースは三木良太さんなのだろうか、と。
山瀬さんは靭帯断裂のケガから現状にまで回復しただけでも素晴らしいわけで、 その姿へ幻想というか昔抱いていたままの期待をかぶせるのは酷だと思います。 そう分かっていても、してしまうのです。フル代表も五輪代表も、見ていて おもしろくないのは同じだけど、U-23には思い入れがある分、妙に感傷的に 見てしまうのです。私は山瀬さんへ、昨年5月に神戸ウイングで見た時感じた、 帰ってきてくれたというじわじわと沸きあがる喜び、その続きのような感情を 覚えていました。…私は今でも松井&山瀬コンビへ夢を抱いているのです。 過去の記憶、かつて感じた快さを覚えていて、忘れられなくて、すがりたくて。
すべてのものは崩れてゆく。 原子も分子も、物も生き物も、崩壊していくものなんだ。 永久にもとの形をとどめているなんてことはできない。 崩壊をコントロールすることを創造というんだ。
人生は夢のなかで夢を夢みる夢、そのとおりさ。 ただ問題は、その夢が覚めたときなんだ。 そのとき、人は新たな夢を探し求める。
その後ろに今野さん、という光景は、これまた懐かしさを覚える並び。 二人が一緒のピッチへ立たなくなってからの時間が、ずばり感傷を壊す現実。 今野さんはユース代表のキャプテンを経て、ものすごく大人になりました。 今日は自在に動く周囲のカバーリングに忙殺され、それでいて、試合後に 攻撃参加が足りなかった、バランスは啓太さんが取ってくれるから、という コメントを吐いてしまうのです。誰よりも大人。その啓太さんは、白い腕章を巻き、 気概を、バランス崩壊さえ厭わない運動量、がむしゃらな、反秩序的ですらある 動きで表現する人なのです。個人的には、このチームにそのチャレンジは 必要だと思っていたのですが…U-23はこれに飽き足らず、別のピースを入れたのです。
田中マルクス闘莉王ユウジムルザニ。サンフ在籍時の良くないイメージが 微かに残ってはいたのですが、J2水戸で大活躍し帰化、期待を持って迎えられた 彼を先入観なく判断したいというのが、今日の一つの作業目的ではありました。
開始早々から豪快に最前線まで攻撃参加する闘莉王。上がったからには、 ボールを寄越せと味方にまでアピールする…他にも味方あるいは審判へ がんがん言うところ、そしてとにかく上がりまくるのが、彼の持ち味です。
選手には個々の持ち味があります。たとえばボランチ、前述の啓太さんのような バランスを乗り越えるタイプもいれば、淡々とタスクをこなしバランスを キープするタイプもいます。展開力に長ける、素早い潰しが得意、いろいろあるのを 組み合わせるのが監督の仕事です。いったん組み合わされてしまった以上、 選手はおのれの持ち味を発揮して、より良い結果を目指し戦うしかありません。
長所を発揮するため、互いの短所を補い合う―闘莉王の不在は、前記の今野さんと、 チームではボランチを務め更にそういう感覚には優れている那須さんが 一生懸命埋めていました。那須さんが最後尾でピンチを摘む場面が何度あったでしょう。
那須さんも気概あふれる人で、声を出し、実質DFリーダーとして働いているのですが、 それでもDFリーダーは闘莉王で、そのコーチングへ言い返すのは途中出場の 菊地さん(ジュビロ組が次試合離脱することが何回言われても実感できない私は、 もうジュビロについて語る資格はなさそうです)ぐらいなもの、攻撃参加も 良いけれど、まずはDFたる者、自分が最後尾、抜かれたら後はないという 自覚を持って、安心して後ろを任せられなければ意味がないと私は…私は思うのです。
フル代表より飽きずに見れる、そのスリルが自滅による起因なんて、笑い事です。 贔屓目入っているとは思いますが、啓太さんの自壊は許せても、闘莉王のは 我慢の限界を超えてます。CB好きとして。彼が与えたハンドによるFK、GKの 林さんが立ち位置をミスして入れてしまったのも(本人が認めている以上) 事実なんですけど、失点にいたる経過としては最悪ではないでしょうか。
セカンドチャンスを与えるな、とまでは言いません。でも、このチームは これでも来月に最終予選を控えているのです。ああ…それを言ってしまうと、 このチームに対する評価はもっともっと厳しくなければならないのですが。
救いがないと理性が判断しても、それでも、せめて試合の最中ぐらいは、 彼らを信じ、その勝利を願うしかないとおのれへ言い聞かせて、虚しさは 感傷で埋めて、やはりアテネへ行かないと、と思うのです。膨大な数の メディア(それがたとえ相太さんのみを追うものだとしても)を見て、 日本人にとってオリンピックは特別な存在だから、彼らはこの機会を生かし 何が何でも谷間の汚名を返上してほしいと…夜空へ舞い上がる銀色の球が 描く放物線、その輝きに、なぜか、アルゼンチンの陽光の下で繰り広げられた チェコ戦の後味を思い出して。あの時の空しさと悔しさと切なさと、 ささやかな次への希望を。アテネこそ、と思った、あの瞬間の想いを。
未来に、いまだ来ぬ時間へ、前向きな感情を抱くことを否定したくないのです。
2004 2 9 wrote
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