Land of Riches


Index|Before|After

 2016年01月09日(土)   擬人化は冒涜か 

刀は良くて仏(not仏像)は駄目というのも変な生理的感覚で(挨拶)

徳川ミュージアムの燭台切ファンの集いレポをtwitterで検索しても、
アンチの発狂ツイートや、意図的に検索結果を汚染するワードを垂れ流すbotがヒットして
世界は光だけでは出来ていない、濁った部分も存在していることを再確認させられました。

今日は初詣に行くはずだったのですが、30分に1本の成田線と1時間ごとの護摩法要との
タイミングが合わなくて、結局、刀剣博物館へ行ってしまいました。
現在の展示(刃文)は3月までやってるから、急ぐ必要ないと思ってたのに。
ここ数日…特に今日、いろんな人が福岡や水戸に行くツイートばかり見てたからでしょうか。
しかも帰りは迷子になって参宮橋駅まで戻れず、直接新宿まで徒歩移動。

刀の展示は年代順に並べてあることが多いんですけど、今回は刃文がテーマ。
直刃、互の目、丁子、のたれ、尖り刃、現代刀(昭和)と似たもの同士を近くに
並べてある配置でした。そんな中、唐突に入口横へ“特別出品”されているのが国宝・明石国行。
博物館側もとうらぶに登場していることは把握していて、刀身大ポスターがあったり、
この目では確かめられませんでしたが、とうらぶグッズのレターセットもあるとか。

誰かがとうらぶのキャラは刀身と逆のイメージを受ける男士ばかりと
ツイートされてましたが、明石も大きさの割には繊細な印象を受けました。
これを働くのが嫌なキャラ付けにしてしまった公式がある意味凄いと言うか。
なにせ、刀剣博物館のつけた説明文『気品が一段と高い』ですよ!

出品物には光忠もありましたが、光忠にしてはおとなしめの刃文。
(これでも派手な方として裏側を客に見せている)
燭台切の写しを徳川ミュージアムで作るそうですが、二度の強奪歴がある燭台切は
きっと生駒並みに派手だったのではないかと勝手に想像しています。

刃文の展示ゆえ、マイクロスコープを持参する年配男性もいたのですが、
このテーマなのに、十一代兼定の受注帳にはサイズ等細かく指定されているのに
刃文についてはほとんど何も書かれていないというのが、本来の日本刀を彷彿とさせて
いい皮肉でした。よく切れる刀を求めたら、あの美しさが生まれたんですよね、本来は。


やぶ |Mail|Weblog