Land of Riches
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木原さんのワンマンライブツアー「STAND UP!!」の初日・名古屋SPADE BOXに行ってきました。 もともと福井の音曲祭から、長谷部の大活躍に対して恩返しするにはソロライブに 足を運ぶしかないと感じていて、おまけに先行予約で渋谷落選してしまったので、 東名阪福で最も近い名古屋を取ったのです。ホテルも福利厚生で安く済みましたし。
会場のSPADE BOXは同建物に有名なダイヤモンドホールやHeartLand(こちらは 少し小さい。当初予定されていたのはこちらだったが、SPADE BOXの300人OKに変更)を有する 名古屋のライブハウスといえばここ、といった存在。webで下調べした通りの 変な形をした部屋で、一般発売で買った整理番号275番の私は後方の一段高いエリアに。
恐らく役者としての木原さんを推している地蔵(声も出さず黙って見ているファン)が 集結していて、ノリの悪さがKアリーナのレベル5を彷彿とさせてくれました。 それでもステージの木原さんは見えましたし、向こうからこちらも見えていたようです。 アンコールの「いつかのメリークリスマス」でも赤や緑に色を変えられず(苦笑) 以下はMCで聞いた話の順不同備忘録です。
▽会場近くの夫婦が営む店で食べたひつまぶしは美味しかった ▽SPADE BOXにウルトラマンエースが飾られていたので拝借してステージに飾る (私がウルトラシリーズ無知すぎて本人が持参したのが何だか忘れてしまった…) ▽刀ミュ音曲祭で過去グッズバッグ「ほどよくいこうマルシェ」を見かけ嬉しかった模様 ▽新曲「RESTAGE‼」のサビでタオル振るのを忘れてまさかの2回目突入 ▽今年はプレッシャーの大きな仕事が多かった(ばくおぺ、ブリミュ、音曲祭と推察) ▽今回は初のツアーで4公演。「(音曲祭の)全29公演に比べたら少ないかもしれないけど」 ▽B'z稲葉さんと同じKアリーナに立つと2回現地観劇した母に告げる。「ソロを6回もやれた」 ▽母は配信全公演購入(木原市場で三浦宏規さんにハマったと暴露されていた)
突然の披露で本人すら段取りミスした新曲(このライブ後の午前0時より配信開始)を含め 木原さん自身の持ち歌は全7曲。今回のツアーはカバー曲を入れ替えながらの 全12曲らしく、気づけば半分以上が持ち歌です。昨夏の2ndライブ時点では3曲で、 カバーが多いライブだと感じた(なお1stライブは1曲の時点で開催した)ので、 かなりの飛躍になります。「RESTAGE!!」は「鼓動」と同じく、恋だの愛だのではなく、 なぜ自分が歌い続けるのかを自らに言い聞かすような歌詞になっていて、グッときます。 ファンに歌わせる部分ちょっと意地悪というかテクニカルだとは思いますが!(苦笑)
オープニングから持ち歌を5曲連続で並べてきて、当日の喉の調子はともかくとして 強くなったと感じましたが、それでも銀河団の曲は2つ混ぜるなど原点への思い入れも。 キラメイジャーや刀ミュは開始前のBGMとしてだけでしたね。そう言えば待機列で 後ろにいた方はキラメイジャーのグッズを持っていて、愛が強いと感じたものです。
カバーは先述のクリスマスに加え、超人会(ウルトラシリーズ出演俳優の吞み会。 木原さんは唯一出演歴皆無で参加している)でも世話になったつるの剛士さんの ユニット「羞恥心」から「泣かないで」を拝借。ヘキサゴン全然見てないので 私は全く分かりませんでしたが…これを歌うから泣かないと宣言していた木原さん。 風の噂だと阿倍野のライブ2日目ではやっぱり泣いてしまったとかなんとか。
最も印象に残ったのは、今年数々の重責を果たした(音曲祭後には共演した 俳優からSNSで褒められていた)木原さんの感慨が「生きてて良かった」だった点です。 私が逆に生まれてきたのを後悔した時間が長かったからこそ、刺さりました。 音楽活動を続けるか、随分と悩んで苦しんできたと伝え聞いて(私は昨冬の クリスマスライブに和田さんのイベントとハシゴしたので不参加)います。
あっという間の楽しい時間でした。帰りに寄った久屋大通のビアバーもクラフトビールが 1000円前後でややビビりましたがつまみ美味しかったですし、名古屋到着直後には 念願のぴよりんカフェでプリンアラモードをイートインで頂けましたし、充実した1日でした。 ぴよりんを食べたの、実は人生で2回目でした。いつも見かけすらしないから…。 (最近は生菓子ではない派生製品がめちゃくちゃ幅を利かしており、ふりかけまである)
2024.12.15 wrote
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