与える - 2012年11月03日(土) いつものバイト生。 最近また働きたいと言ってきたので、人が足りないときだけ来てもらっている。 今日は2時間ぐらいいっしょに飲んで、それからまたねーと手を振り、家路につく。 涙が出る。 彼といっしょにいた後に見る世界はすべてが美しく、希望に満ちている。 彼のことも、彼のことを考える自分も、かけがえのない大切な存在に思える。 こいつ以外に、この感覚をわたしに与えてくれる人間は今のところ他にいない。 正直になれよ。 声がする。 もう、我慢するのはやめなよ。 きちんと言いなよ。どんなに大切に思っているのかを。 いやだ。言えば終わる。 言いたくない。傷つきたくない、終わらせたくない。 いっしょにいたい。 誰かのものになるのはあんまり悲しくない。 なぜかはわからない。 話をしたい。たくさんたくさん話をしたい。 すべて解決してしまう。なぜかわからないけど。 あの子と話すだけで、なんともなくなるんだよ。 痛いのも、苦しいのも。 大切すぎて涙が出る。 大切だ、と伝えてもいいんじゃない? 意識しすぎなんじゃ? と思ったりもしてるんだけど、なんだかいろんな感情が渾然一体としていて、どう表現したらいいのかよくわからない感じもする。 好きだー。 -
|
|