ドアを一歩出るとそこは冬の香りがした半袖だったのがとてつもなく遠くに感じる。。。遠い昔愛する人がどしゃぶりの雨の中傘もささずに会いに来た慌ててタオルを渡したの「どうしたの?」と聞く口をふさぐように彼はキスをしたドアの前で冷たい身体が温かくなってゆくのを感じたわ失った愛あの日までは確かにあった。。。またあの日を思い出すなんて涙が出るわ雨の冷たい匂い過去へと身体をいざなう