DiaryINDEX｜past｜will
| 2025年10月04日(土) |
音源リクエストおー、！
industry plant
miki
アルバム 2025
��
僕は開いた ドアを指の稜で小さくノックした��
ルビ かど
領土
諏訪哲史
ちくま文庫 2025
��
私の分身だったの、お母さんは。私たちは愛した。愛し、奪い、失わせ合った。それなのに、お母さんは去った。去って、私を殺した。憎み合ういとまもなく、自分で自分を奪い、失わせることで、一方的に、有無を言わせず、私を、殺してしまった。私は、母を殺すことなく、ただ殺された。いつしか、ひとりになった
��
��
橋の東側にある回向院の建立は、明暦の大火のときに、無数の無縁仏を非人に運ばせ、 埋葬したのが始まりだった。浄土宗の寺だが、諸宗山無縁寺と号し、無縁仏、刑死者を弔った。鼠小僧次郎吉の墓があるのは有名だが、現在ではペットの墓の一画さえある。 つまり、死者の生前の宗教は関係ないわけで、私はエッセイスト植草甚一の通夜で初めて奥まで入った。日野皓正のトランペットが境内に鳴り響いたが、それも〈あり〉の寺なのである。
��
日本橋バビロン
小林信彦
