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『微炭酸ニッキ』  山崎ナオコーラ

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わりと片思い
2001年05月18日(金)

演奏会はおもしろおかしかった。万事無事ってこともないが、4年なので、わりと楽に、演奏のことばかり考えていられて、よかった。
ちっさなエピソードも5,6個出来て、思い出になるだろう。

練習の時、自分の音ばっかり聞こえて、後ろの音が聞こえないから、こんなんで、客席に聞こえるん哉?前の人にも届かないのに、客席には届くなんて、おかしな構造をしてるのかなあ?
と思って、リハで、1部のを客席から聞いてみたら、ちゃんと全体から音が出てるので、さすがホール、と思った。
なんとなく、今まで、後ろの席にいるとどうせ音聞こえないみたいだしなあ、なんてひねくれて弾いていたけれど、考えてみれば、べつにコンダクターに聞かせるためだけに弾いているわけではなし、客席にどう聞こえるかなわけで、と考えた。
というかむしろ、自分にどう聞こえるかかもしれない。
だって、一番思い出の残るのは、自分が聞いた音なのだと思うし。

今回の演奏会、個人的に「出来た!」と思うのは、強弱。春のはじめから、「私、強弱って好きなんだよね」と言っていたのが、それが、ほんとに付いたように思う。昔は「大きくてまっすぐだけど硬い」なんて言われることが多かったのが、今回「小さいけど、情緒があって、クレスがすごい」なんてよく言ってもらえるようになった。
「出来なかったな」と思うのは、速弾き。結局ごまかしたとこがある。なんか速弾きにまったく興味が無くなっちゃったので、練習しなかったなあ。悪かった。速弾きごまかして卒業はカッコ悪いから、秋は練習しよう。

風の…とプロムナ…は、頑張っちゃったな、と思うけど、ラバースコンチェルトと引き潮は楽しく弾けた。勝手に、きりなく抑揚つけてやって、ほんとうに、このアンコール2曲はすきだった。だから「アンケートにアンコール曲がよかった」っていうのが多くてちょっと嬉しかった。



それから、打ち上げに行った。寝てないので頭がくらくらして、楽しかった。根津神社に2回行った。一回目はK大の女の子とかと、二回目はうちの4年の女の子たちと行った。
その後階段の上で寝てたことをおこられる。








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